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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2019年01月26日(土)更新

1ヶ月以上雨が降らず 東京の馬場は?

土曜は房総半島の南に低気圧ができたことによって冬型の気圧配置が強まり、冷気が流れ込んで気温が低くなる。3場とも晴れそうだが、京都はメーンレースあたりに再び雪がパラつく可能性があり、その後うっすら積もる程度に降るかもしれない。日曜は3場とも晴れそう。とくに土曜の京都と中京は北西の風が強そう。


【東京芝】


■限りなく無傷に近い状態の乾いた芝、先行有利、内有利


《Dコース1週目》

昨年の4・5回東京開催は17日の開催日のうち、稍重になった日が4日で、それ以外の日は良で行われた。稍重になった日も、前日または朝方に降った雨によるもので、競馬が始まった時点では雨は止み、最終的には良に回復していた。要するにその期間中の芝の傷みは最小限だった。

1回開催ではDコースが使われる。芝の傷みがそれほど進まない状況では馬群が広がらないし、そもそもCコースは4日間しか使われていない。したがってこのDコースの内は限りなく無傷に近い状態と考えていい。真冬の芝は傷みやすいものだが、少なくとも今週・来週くらいは内が走りやすい状況が続くだろう。

気象庁のHPで調べると、昨年12月18日以降府中には雨が降っていない。このまま雨は降らないものと考えると、芝が乾き気味な状態であることは間違いない。前述したように芝の傷みも最小限なので、土・日とも1.2秒前後速い時計を想定する。差しが得意な馬が東京替わりを狙って使ってくることから、とくに1週目は差しが決まるかもしれないが、芝の状態だけを考えればむしろ先行有利、内有利と考えていいハズ。



【東京ダート】


■カラカラで蹄が底付きしやすい、やや速めのダート、やや先行有利、内外互角


今週は冬型の気圧配置が強まり、府中も朝方の気温が氷点下を割りそう。にもかかわらず凍結防止剤をまかなかったのは砂があまりにもカラカラなので凍るリスクが少ないと考えたからか。今年あまり霜柱を見ないような気がするが、それも空気が非常に乾燥しているせいだろう。

砂浜の砂には底がないが、競馬場の砂には底(路盤)があるため、乾けば乾くほど走りづらくはならない。あまりに砂がカラカラだと砂がはじけやすくなり、蹄が底付きしやすくなるため、逆に速くなることがあるという。もしその説が本当だとしたら、今週のダートがまさしくそれに当てはまるハズ。

昨年12月の半ばからまったく雨が降っていない。ダートの含水率は1%ソコソコ。土・日とも雨が降らないものと考えて、カラカラの良でタイム差なし前後の時計を想定する。やや先行有利、内外互角。



【京都芝】


■路盤が軟らかく時計がかかり気味、やや内有利、先行差し互角


《今週からBコース》

先週の中間は火曜に1ミリ降った。土曜は晴れの良で1秒遅かった。さらに日曜の午前中に1ミリ降り、その後曇った。日曜は一日中稍重で1.8秒遅かった。

1月に入って京都の芝の時計は1秒以上遅い日が続いている。シャタリングやエアレーションによって軟らかくセッティングした芝はやはり以前より傷みやすく、天候次第ではメーターを振り切って傷んでしまうこともあるが、昨年秋からの京都の天候は全然厳しいものではなかった。

今の馬場は、内が傷んでいるというより、全体に時計がかかる感じ。これくらいの時計のかかり方は京都の馬場造園課としても織り込み済みなのか?(だとすれば4年間平均で作成している基準タイムも今後次第に遅くなっていくのかもしれない)。とはいえ日曜には小雨が降ったこともありやや外差し傾向が出ていたが、今週からBコース替わり。内もよくなるが、時計は同じようにかかりそうだ。

京都は土曜の朝に降水量換算で数ミリ程度雪が降った様子。もともとが軟らかいセッティングのため、数ミリでも降ればかなり遅くなりそう。土曜の開催中は晴れると考えて、土曜は良~稍重で2.5秒前後遅い時計を想定する。

土曜の夕方から雲が増えて、深夜から日曜の早朝にかけてまた雪が数ミリ程度降る可能性がある。日曜は晴れで、稍重を想定し、2.8秒前後遅い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。




【京都ダート】


■含水高めでやや速いダート、やや内有利、やや逃げ・先行有利


先週の火曜に1ミリ降った。土曜は晴れで、乾き気味の良でタイム差なし前後の時計だった。さらに日曜の午前中に1ミリ降った。日曜は一日中稍重で0.7秒遅かった。

東京ほどまったく雨が降ってないわけではないが、京都も12月24日以降の30日間で降った雨量はわずか2.5ミリ。先週土曜のダートがカラカラに近い状態だったことは間違いないが、含水率を見ると日曜はもっとカラカラだった。日曜に雨が降って稍重になったのは砂の表面だけが濡れたということで、稍重になって逆に遅くなったのは、それによって砂が飛び散りにくくなったためだと思われる。

今週は凍結防止剤をまくと思ったが、やっぱりまかなかった。一般論としては、雪雲があると放射冷却がないので意外と最低気温は低くならない。それを見越してまかなかったのかもしれないが、それにしてもギリギリの選択のような気がする。

今週は日曜に1ミリ降って以降雨が降っていない。だが土曜の朝方に数ミリ程度雪が降った。うっすら積もっていたとしてもハローで万遍なくかき混ぜてしまうので、開催時にはもう見えなくなっているハズ。先週の稍重とは違って時計が遅くなることはないハズで、土曜は稍重~重で0.8秒前後速い時計を想定する。

土曜の深夜から日曜の朝にかけて、再び数ミリ程度の雪が降ることを想定する。日曜は晴れで稍重を想定し、1前後速い時計を想定する。やや内有利、やや逃げ・先行有利。



【中京芝】


■軟らかいセッティングの2週目でやや時計がかかる、内外互角、やや差し有利


《Bコース2週目》

先週は火曜に1ミリ降り、それ以降は晴れた。土曜は乾いた状態の芝で、良で1.2秒前後速かった。日曜は昼くらいまで小雨が降り、芝がしっとり濡れた。時計はいきなり遅くなったけれども、4レースしかない上に、そのうち3つのレースがスローペースだった。芝がそんなに傷んでいた風情でもないし、時計の遅さは鵜呑みにできない。暫定的に0.3秒前後速かったと考えておく。

とはいえ昨年も2週目に入ると一気に時計が遅くなった。先週の日曜の時計は当てにしないとしても、ある程度の時計の上乗せは必要だろう。

今週は雨が降らなかった。京都と名古屋は関ヶ原と琵琶湖のルートで直結しているので、天気も連動しやすいが、名古屋までは雪雲が届かないと考え、土・日とも晴れを想定する。土・日とも乾き気味の良で0.2秒前後遅い時計を想定する。内外互角、やや差し有利。



【中京ダート】


■カラカラに近い、乾いて力の要るダート、やや外有利、やや差し有利


先週は火曜に1ミリ降り、その後は晴れた。土曜のダートはカラカラに近い状態で、0.6秒前後遅かった。日曜のダートは午前中小雨が降ったが、雨量が少なかったため、あまり状態が変わらず、0.3秒前後遅い時計になった。

今週は雨が降らなかった。木曜に凍結防止剤をまいた。だが土・日とも晴れを想定すると、砂がカラカラなので吸湿せず、今週すぐに時計がかかるようにならないハズ。土・日とも良で0.8秒前後遅い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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