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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2018年03月03日(土)更新

開幕週を終えての馬場傾向を振り返る【今週の馬場傾向予測】

中山と阪神は土日ともほぼ晴れ。小倉は南から前線が接近するため土日とも曇りがち。雨が降る可能性もある。


【中山芝】


■木曜に激しい雨が降った影響でやや緩んだ馬場、内外互角、やや先行有利


《Aコース2週目》

先週は中間の木曜日に降水量換算で5ミリの雪が、金曜日には雨が0.5ミリ降り、週末は土曜日が晴れ、日曜日は曇りで馬場発表は土日とも良だった。時計は土曜日がタイム差なしで日曜日は0.4秒前後遅かった。

近年の中山は『速くなりすぎないように』というコンセプトで、マメにエアレーションして芝を軟らかくしている。そのため状態の良しあしにかかわらず芝はそんなに速くはならない。先週の時計は開幕週としては時計はあまり速くなかったが、想定の範囲内の時計で、全体として芝の状態はそれほど悪くない。

またJRA・HPの『馬場情報』欄のコース写真を見ると、内側の芝がだいぶ禿げているのがわかるが、これは12月のAコース開催時に内側の洋芝が禿げ、さらに1月後半から2月前半にかけて『最強寒波』に襲われた影響で、追い蒔きした洋芝の発芽率が悪かったため。下の野芝部分はそれほど傷んでないハズ。実質的に傷んでいるのは3~4コーナーの合流点以降のたかだか500m程度だが、それが実際のレースでどう出るか。

今週は水曜日の深夜から木曜の朝にかけて集中的に46ミリ降った。集中的な雨が路盤を緩めたとすれば、内と外の状態の差が拡大する可能性も。土日とも晴れの良、タイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、やや先行有利。



【中山ダート】


■やや含水高めでやや速いダート、やや外有利、やや先行有利


先週は木曜日に降水量換算5ミリ相当の雪が積もらずに降り、金曜日に0.5ミリの降水があったが、土日は晴れ、馬場発表も終始良で、土日とも0.5秒前後遅い時計だった。秋以降やや遅めな中山ダートの傾向を引き継いでいる様子。

ちなみに中山は昨年の12月21日に凍結防止剤をまいて以降、凍結防止剤はまいていない。現在のダートでは凍結防止剤の影響は考える必要がない。現在の中山ダートが遅めなのは別の理由による。

今週は木曜日に46ミリ降った。今週は稍重またはやや含水高めの良で多少速くなるハズ。0.2秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【阪神芝】


■洋芝の生育よく、クッション性のいい速い芝。先行差し互角、やや内有利


《Aコース2週目》


先週は10日以上雨が降らないまま開催を迎えた。土日を通じて良で1秒前後速い時計になった。ただし土日とも芝がいいのにスローのレースが多かったので、目分量で時計を多少底上げしている。

今週は水曜日の夜から木曜日の早朝にかけて13ミリ降った。金曜から晴れて週末も晴れそうなので、芝は標準的な含水になりそう。土日とも良で0.5秒前後速い時計を想定する。先行差し互角、やや内有利。




【阪神ダート】


■標準的な含水でやや力の要るダート。内外互角、先行差し互角


先週は1週間雨が降らず土日も晴れ、土日とも0.7秒前後遅い時計だった。昨年春までの阪神ダートはやや速めだったが、原因はともかく昨年秋以降は時計がやや遅くなっている。先週の時計はそれを裏付けた形。

なお阪神は真冬の開催がないので通常凍結防止剤をまくことがほとんどなく、今年も凍結防止剤は使っていない。そのため平均タイムが他の中央場よりやや速い。また現在の時計の遅さは凍結防止剤の影響ではない。

今週は水曜日の夜から木曜日の早朝にかけて13ミリ降った。同じ良でも先週と比べると多少含水多めの状態で、多少速くなりそう。土日とも0.4秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



【小倉芝】


■芝の傷みが急速に進んでいる。内外互角、先行差し互角


《Bコース2週目》

先週は10日ほど雨が降らない状態でBコース替わりし、芝は内めがほぼ一新して速くなった。土日とも乾き気味の良で、0.9秒前後速い時計になった。

今週の中間は水曜の夜から木曜の早朝までで11.5ミリ降った。週末も西から前線が近づくため不安定な天気で雨になる可能性もあるが、いちおう晴れまたは曇りで降水なしと想定する。

ただし先週も直線では全体的に外に持ち出していた。小倉は芝のレース数が他場と比べて多いので、もともとの状態はよくても傷みが進むのも早い。雨が降らないという想定で、土日ともタイム差なし前後の時計を想定する。内外互角、先行差し互角。多少なりとも雨が降った場合は内外の差がさらにはっきりする。




【小倉ダート】


■やや含水ある標準的ダート。やや先行有利、内外互角


先週は10日ほど雨が降らず乾き気味の状態で、土曜は1秒前後遅く、日曜は0.7秒前後遅かった。この時計から、融雪を目的に2月12日にまいた凍結防止剤の影響はまだ残っていたと考える。

今週は水曜の夜から木曜の早朝までで11.5ミリ降った。この雨で凍結防止剤は多少流れただろうし、夜間ハロー車が出動することもなさそうなので、今週はあまり時計が遅くならないのではないか。

週末は西から前線が近づくため不安定な天気で、雨が降る可能性もあるものの、いちおう晴れまたは曇りで降水なしと想定する。土日とも標準的含水の良を想定し、0.2秒前後遅い時計を想定する。やや先行有利、内外互角。


プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。