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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2018年02月10日(土)更新

凍結防止剤はほぼ流れた?【今週の馬場傾向予測】

土曜日は低気圧の通過に伴い、西の競馬場から順々に雨になっていく。土曜日の小倉は早朝から夕方まで、京都は昼頃から深夜まで雨になりそう。小倉は風がやや強く、ゴール前直線では追い風になりそう。

日曜の京都は曇りのち晴れ、東京は前日の夜から早朝にかけて降るが、低気圧が遠ざかって開催中は晴れそう。

月曜の小倉は曇りで雪がパラつく可能性もある。風も強く、ゴール前直線では追い風になりそう。東京は一日中晴れそう。


【東京芝】


■含水高めのやや傷みかけた芝。やや外有利、やや差し有利


《Dコース3週目》


先々週に続き、先週も雪が降った。大して積もらないだろうと思っていたが、実際には10センチ近く積もっていたようだ。週末近い雪だったこともあり、除雪作業はさぞ大変だったことだろう。

先週の土曜日は稍重スタート。ただし最低気温気温が1℃以上で、土日ともよく晴れた。土曜日はずっと稍重だったが、日曜日のメインレース時点で良発表に変わった。土曜は0.5秒前後遅く、日曜は0.7秒前後遅かった。ちなみに土曜の6Rでは内めを回っていた馬が逃げ切っていたが、日曜日のメインレース前後になるとやや外に持ち出した馬がよく伸びていたように見えた。


その後はずっと晴れ、土曜日も午前中まで晴れるが、土曜日の深夜から日曜の朝にかけて小雨が降りそう。日曜の開催前には止むはずで、雨量もそう多くないハズ。稍重スタートと想定する。日中は晴れるが、芝もある程度傷みかけているので、稍重→良という推移で、0.5秒前後遅い時計を想定する。

引き続き月曜も晴れそう。芝の傷みが進むと同時に、月曜日になると寒気が降りてくるので、芝の含水が維持されそう。やや含水ある軟らかめの良という想定で、0.3秒前後遅い時計を想定する。土日ともやや外有利、やや差し有利。



【東京ダート】


■凍結防止剤が半量以上流れた稍重のダート、やや外有利、先行差し互角


先週は木曜の夜から金曜の朝にかけて雪が降った。降雪量を甘く見積もり、また木曜日にまいた凍結防止剤の効果を過大視して「土日とも1~1.5秒前後遅い時計」になると想定したが、実際は雪が10センチ近く積もり、シャブシャブの不良になって、土曜は1秒前後速く、日曜は1.6秒前後速い時計になった。

というのは積雪があった場合は、芝コースは除雪されるが、ダートはコース上の雪を砂に混ぜ込んでしまうだけなので、水はけするのに通常よりかなり時間がかかる。またシャブシャブの不良だと凍結防止剤が薄まって粘りが出ないので、普通の不良並に時計が速くなるようだ。


今週は土曜の夜から日曜の朝に5~10ミリ程度雨が降ることを想定し、重または稍重で始まると想定する。雨上がりは早く、気温も上がりそうなので、0.8秒前後速い時計を想定する。

月曜は晴れそうで、稍重→良への推移を想定する。2週続いての降雪・降雨で凍結防止剤は半量以上流れてしまったものと考えて、0.3秒前後速い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【京都芝】


■含水多めの傷んだ芝で、馬場中央を狙える馬が有利、中有利、やや先行有利


《Bコース3週目》

先週は木曜日に小雪が舞ったものの積もるほどではなく、土日とも良馬場で行われた。路盤はかなり乾いていた様子だが、土曜は0.8秒前後遅く、日曜は2秒前後遅かった。

昨年の4回京都(Aコース使用)で毎週雨にたたられた影響が残り、良でも時計がかかる傾向が残っている。JRA-HPの『馬場情報』によると「コース全体に傷みが出ています」とのこと。コーナーでは内を避けるほどではないが、直線では外に持ち出した馬が好走する傾向があった。


今週は一週間晴れが続いた。だが土曜は昼頃から小雨が降り始め、夜まで降り続きそう。芝の最初のレース(5R)は良、ただし9R以降は重と想定し、土曜は2秒前後遅い時計を想定する。

日が変わる頃に雨は止むはずで、日曜の開催中は晴れそうだが、土曜の雨量がある程度ありそうだし、芝が傷んでいると水はけも悪くなるので、日曜は重を想定する。ゴール前直線で多少向かい風もありそうで、2.5秒前後遅い時計を想定する。

さすがに今週はコーナーでも内を避ける競馬になりそう。といって直線大外に持ち出すのはロスが多い。馬場中央を狙える馬が有利。中有利、やや先行有利。




【京都ダート】


■雨で凍結防止剤がほぼ抜けて締まったダート、内外互角、やや先行有利


先週は木曜日に降水量1.5ミリ相当の雪が降っただけだったが、ダートに降った雪の含水はけっこう残るので、土曜は一日中稍重、日曜の午前中も稍重で、昼過ぎから良に回復した。先々週にまいた凍結防止剤の影響もあって、土曜は1秒前後遅く、日曜は1.2秒前後遅い時計になった。

それ以降雨は降ってなかったが、土曜日は昼過ぎから雨になりそう。1・2Rあたりは良で時計がかかりそうだが、最終的には稍重または重へと推移し、凍結防止剤が薄まって時計が速くなっていきそう。0.5秒前後遅い→1秒前後速い、という推移を想定する。

日曜は曇り→晴、で、重→稍重、という推移か。凍結防止剤はかなり流れて減っているハズで、同じ稍重でも先週の稍重と比べるとかなり速い時計になりそう。0.5秒前後速い時計を想定する。内外互角、やや先行有利。



【小倉芝】


■全体的に含水あるふっくらした状態の良、内外互角、先行差し有利


《Aコース1週目》

小倉は2013年以降12月の開催がなくなり、夏の開催(12日間)と2月の開催(8日間)の2つだけになった。それ以降芝の状態が年間を通じてかなりよくなった。

基本的に芝の張り替えは夏の開催の前に行ない、その後は小さな補修ですませるが、夏の開催は野芝の最盛期なので、傷みがそもそも少ない。そのため冬の開催までに芝の状態をかなり戻すことができるようだ。

先々週の金・土にぱらぱら雪が降った後はほぼ曇りの日が続いた。1週間前の雪の影響はないが、土曜は朝から弱い雨が降り続きそう。だが芝の状態がいいのでそれほど遅くならず、良→稍重という推移か。ゴール前直線で追い風になる方向に多少風がありそう。タイム差なし前後の時計を想定する。

曇りがちな日曜を挟んで、月曜も曇り。ただし曇りで最低気温がやや高め、かつ気温の上下が少ないので、含水が表面に偏ることなく、全体的に含水あるふっくらした状態の良になりそう。ただしゴール前直線の追い風は土曜日より強そう。0.4秒前後速い時計を想定する。内外互角、先行差し有利。




【小倉ダート】


■凍結防止剤が入ってない、含水高めの速いダート、やや先行有利、やや内有利


土曜は朝から弱い雨が降り続きそう。だがそれまでの1週間雨がほとんど降ってないので、時計が速くなるまで多少時間がかかりそう。稍重→重という推移で、0.8秒前後速い→1.5秒前後速い、という推移を想定する。

昨年の小倉は1回小倉1日目に雪が降るなどして気温が低く、凍結防止剤も2回も散布したのに対して、今年は気温が氷点下を下回りそうもないのでここまで凍結防止剤をまいていない。そのため小倉の時計は昨年の冬の開催より1秒前後速くなりそう、という考え方である。

曇りの日曜を挟んで月曜日は稍重→良という推移で、0.8秒前後速い→0.3秒前後速い、という推移を想定する。やや先行有利、やや内有利。


プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。