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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2018年01月13日(土)更新

ダートは『凍結防止剤』が入ってどう変わる?【今週の馬場傾向予測】

今週末は西高東低の冬型の気圧配置で、中山は土日とも晴れ。京都、中京もおおむね晴れそうだが、土曜の夕方に北陸側から寒気が入ってきて雪が降る可能性がある。ただし降雪量は少なく、開催中の降雪はないものと考える。3場とも風は強くなさそう。


【中山芝】


■乾き気味でやや速い芝。やや内有利、やや先行有利


《Cコース2週目》

先週は1週間雨が降らない状態で週末を迎え、土日は晴れ、月曜日は曇りだった。土日は0.4秒前後速く、月曜はタイム差なし前後だったと考える。月曜はハイペースが多く実際のタイムはもっと速く、月曜はスローペースが多く実際のタイムはもっと遅いが、差し引きして馬場評価としてはこの程度。

この正月開催は中山、京都ともペースの上下が激しく、時計がわかりづらかった。しかも土曜が速いと反動で日曜が遅くなり、逆に土曜日が遅いと日曜日が速くなる傾向が見られた。正月競馬で外国人騎手の不在が原因でそうなったのだとすれば、普段のレースでペースを作っているのは外国人騎手だということか。

月曜の競馬終了後から火曜日早朝にかけて8.5ミリ降り、その後は晴れた。今週は土日とも晴れ、良の競馬を想定する。先週同様に乾き気味でやや速い芝も、週アタマに雨が降った効果で先週より多少軟らかそうな感じ。土日とも0.2秒前後遅い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



【中山ダート】


■乾いてやや時計がかかるダート。やや外有利、先行差し互角


先週は中間に雨がなく、土日は晴れ、月曜日は曇りで、乾いた状態で競馬が行われた。土~月とも0.2秒前後遅かったと考える。月曜日の時計は実際にはもう少し遅かったのだが、スロー気味のレースが多かったのと、3歳未勝利戦2つが格別遅かったということがわかっているので、多少補正して辻褄を合わせることにする。

3場の中では中山の気温は比較的高いが、それでもこのところの早朝の気温は連日0℃を下回っているので、ほっておけばダート凍結のリスクがある。

だが昨年12月21日にまいて以降、重ねて凍結防止剤はまいていない。その分夜中ハロー車を走らせているハズ。どれくらい凍結防止剤の影響があるのかはわからないが、砂が乾き気味で、多少時計がかかる状態になっていることはたしか。

今週の中間は月曜の競馬終了後から火曜日早朝にかけて8.5ミリ降った。その後はよく晴れている。先週とほぼ同じ程度の時計と考えて、土日とも0.2秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【京都芝】


■ベースの野芝が傷み、時計がかかる状態、内外互角、先行差し互角


《Aコース2週目》

先週は1週間以上雨が降らない状態で週末を迎えた。土曜はスローペースが多く時計はかかり気味、日曜は逆にハイペースが多く時計が速くなった。その中間をとって土日は0.5秒前後速かったと考える。先週月曜は朝から弱い雨が一日中降り続き、芝も一日中稍重発表のままだったが、時計は一気に遅くなり、2秒前後遅い時計になった。

今週の前半はぐずついた天気で、週の後半から晴れた。先週のレースを見るとホームストレッチの傷みは全体に拡散している感じだが、3~4コーナー部分の内が相当傷んでいる様子。気温が低くなって芝自体も相当弱っているハズ。土日とも開催時点では晴れてそうだが、土曜の夕方あたり雪が降る可能性もある。そうなった場合はさらに時計がかかって来る。

土曜は良で0.8秒前後遅い時計を想定する。土曜の競馬終了後少量の雪が降るものと考えて、日曜は多少含水率高めの良と想定し、1.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【京都ダート】


■凍結防止剤入りでやや力の要るダート、内外互角、先行差し互角


先週の土日は晴れで乾いたダートで、0.7秒前後速かった。月曜日は朝から小雨が降り、砂が多少締まって0.3秒前後速い時計になった。

先週の京都はまだ凍結防止剤をまいてなかったが、今週の木曜日に「堪えきれずに」という感じで凍結防止剤をまいた。砂に多少水分が残っていて、夜中ハロー車を走らせるわけだから、ぼくの理屈では多少時計がかかるようになるハズ。

今週の中間は水曜日まで小雨が残った、だが凍結防止剤が入った状態なら多少含水があっても速くならない。土曜は1.2秒前後遅い時計を想定する。土曜の夕方に雪が降る可能性もあるが、少量の雪ならあまり事情は変わらず、日曜は1秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



【中京芝】


■芝の状態良好も軟らかめ、前崩れが前提、やや外有利、やや差し有利


《Bコース1週目》

12月の中京の3週は天候に恵まれてすべて晴・良で開催できた。したがって芝の状態は保たれていたハズ。にもかかわらず決まり手を見ると、不思議なくらい「外差し」が決まっていた。たぶん芝が騎手の想定より軟らかったせいで結果的にオーバーペースになっただけで、芝の状態の差で内が不利になっていたわけではないと思う。まして今週からBコースになる。とくに直線は内のほうが伸びても不思議ではない。

今週は月曜から火曜日の朝にかけて15.5ミリ降った。したがって芝はあまり堅くなく、むしろ軟らかめのはず。真冬の中京は京都と並んで寒さが厳しく、夜の気温は0℃を下回る。そのため現状の芝の状態がよくても傷みが進みやすい。

今週は土曜は晴れ、0.7秒前後速い時計を想定する。土曜の夜、裏日本から寒気が吹き込んで中京にも雪が降る可能性はあるが、ここでは翌日に影響するほどは降らないものと想定する。日曜は0.5秒前後速い時計を想定する。ペースが速くなりがちと仮定して、やや外有利、やや差し有利。




【中京ダート】


■凍結防止剤入りの時計がかかるダート、やや外有利、先行差し互角


今週は月曜から火曜日の朝にかけて15.5ミリ降った。また金曜日に凍結防止剤をまいた。土日は晴れで競馬できるものと想定する。現在の中京の夜の気温は0℃を下回るので、さらにハロー車を夜中走らせると思う。冬のダートの時計がかかるようになる条件がほぼ全部揃ったと考える。

土日とも0.5秒前後遅い時計を想定する。多少力の要るダートだと思ってもそう簡単にペースは落ちないから、差し有利になりがち。やや外有利、先行差し互角。


プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。