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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年09月09日(土)更新

秋の中山・阪神独特の馬場傾向に注目!【今週の馬場傾向予測】

秋雨前線は離れた太平洋上で停滞している。列島の上では高気圧が頑張っているので、今週末は2場とも晴れで競馬できるハズ。風も強くなさそう。


【中山芝】


■状態最高かつ含水量も低めで速い芝。先行有利、内有利


《開幕週。Bコース1週目》


中央4場の場合は【春開催終了から秋開催の開始】までが芝のメンテナンス期間にあたる。したがって秋開催の芝はバージンで、年間でもっともきれいな芝である。また中山の場合はオーバーシード時期が今開催終了後なので、今開催は野芝100%で行われることになる。

ただし野芝100%の芝と、洋芝をオーバーシードした芝とで性質の違いがどれくらいあるかというと、たぶんほとんどない。とくに野芝100%だから芝が速いというわけではない。だが中山は春開催の終了が早く、張替え後の芝の養生期間が長い分、秋しょっぱなの野芝の完成度が4場の中でももっとも高い。そのため芝が速くなりやすい。

速くなりすぎるのを防ぐため、シャタリングやエアレーションなどの手間をかけて積極的に軟らかくしているものの、それでも状態の良さは隠しきれず、同じ中山の春の芝と比べると少なくとも1秒は速くなる感じ。

今週は月曜から金曜まで数ミリずつ雨が降った。散水代わりにちょうどいい程度の雨量で、この程度の雨量なら路盤が緩みすぎることもない。しかも週末はよく晴れる見込み。土日とも0.5~1秒前後速い時計を想定する。内有利、先行有利。



【中山ダート】


■土は多少含水ある良→日は乾き気味の良。やや先行有利、やや外有利


秋開催しょっぱなのダートは、砂を洗ったり、新砂を足したりするので、基本的には前開催とは別物になっている。だから時計面での判断はむずかしいが、とりあえず昨年の秋並みの砂の状態であると仮定する。

今週は月曜から金曜まで数ミリずつ雨が降った。土曜開催中には良に回復すると推測するが、少なくとも土曜のうちは含水高めであるはずで、ある程度速いと考えていい。土曜は1秒前後速い時計を想定する。日曜は砂が乾くので、0.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【阪神芝】


■大規模張替えを経て芝がグンと軟らかくなった可能性あり。外差し狙いが可能


《開幕週。Aコース1週目》


今開催は阪神も中山同様野芝100%で行われる。

それ以上に今回の阪神に特徴的なのは、夏に一気に26000㎡もの芝を張り替えたこと。一昨年は8000㎡、昨年は14000㎡だったのが一気に倍増したことになる。

これは昔のJRAがやっていた"路盤改修"的な意味を持った張り替えなのではないかと思う。

実はバーチドレンが導入される以前のJRAでは、芝を張って以後に路盤を軟らかくする手段がなかったため、芝馬場は使い込むにつれてどんどん硬くなっていった。それを解消するために十数年に一度、大々的な路盤改修をやった。路盤を直接耕して軟らかくした後に芝を張り替えていたわけだ。

阪神は夏のメンテナンス期間が短いので、夏の芝の張り替え面積は通常中央4場の中ではもっとも少ない。また開催間のインターバルも短いので、中間期のエアレーションなども通常しない。そのため路盤が堅めになりがちなはずである。そこで今年は芝を大面積で張り替えることで、芝の硬度を下げよういう狙いがあったのではないか。

かなりタイトなスケジュールの中、これだけの面積を張り替えるのは大変なことだったはずだ。関東と違って関西の8月は暑く、日照も十分あったのは芝の定着にとって何よりだが、それにしてもかなり軟らかくなっているハズ。

今週の阪神は水曜に2.5ミリ、木曜に20ミリ、金曜に0.5ミリ降った。ある程度の含水があることも考えて、開幕週としてはやや遅めの0.5秒前後遅い~タイム差なし程度の時計を想定する。また開幕週だからといって今回に限っては内有利前残り一辺倒の考えはいかがなものか。むしろ外差し狙いがフィットする可能性が高いと思う。




【阪神ダート】


■ある程度含水のある速めのダート。逃げ・先行有利、内外互角


今週の阪神は水曜に2.5ミリ、木曜に20ミリ、金曜に0.5ミリ降った。土曜はしょっぱなから良だと思うが、ある程度の含水はある。土曜は0.5~0.8秒前後速い時計を想定する。日曜は砂が乾く分を足して、0.3~0.6秒前後速い時計を想定する。逃げ・先行有利、内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。