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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年06月17日(土)更新

函館開催が開幕!【今週の馬場傾向予測】

今週土曜日は梅雨前線が南にまだ遠いので全国的に晴れそうだが、日曜日になると梅雨前線が近づくので阪神と府中は雲が多い天気になりそう。ただし雨は降るとしても開催終了後になりそうだ。日曜の阪神と函館は多少向い風がありそう。


【東京芝】


■乾き気味の夏芝で速い芝、やや内有利、やや先行有利


《今週からDコース》

先週「夏の野芝は地下茎が充実していて丈夫だから、剥げた表面の下の地下茎は無傷に近い状態で残っていても不思議ではない。現在の芝はたぶんそのような状態」ではないかと書いたが、実際にはコース全体に渡って内めの芝はかなり傷んでいたようだ。やはり芝を軟らかく維持する代償に芝がかなり傷みやすくなっているようだ。

先週は10日ほど雨が降らなかった代わり連日芝へ散水していた。土曜日はタイム差なし、日曜日は0.5秒前後速い時計だった。

今週は火曜から水曜の早朝にかけて17.5ミリ降った。その後の芝への散水はなかった。現在の気温なら芝はすっかり乾いたハズ。金曜の夕方ごろにも多少降ったが、普段の散水にも満たない雨量だったようだ。

先週はほぼ全周に渡って馬群が内を開けて走っていた。しかも直線に向くとさらに大きく外に持ち出していた。あれが冬に使われたDコースの傷みを見込んで外に持ち出していたのだとしたら、コース替わりといってもDコースの内めの芝はそれほどよくないかもしれない。

今週も直線は外に持ち出す競馬になるかもしれないが、少なくとも先行馬が『芝のよいところへ持ち出しやすくなる』ことはたしか。それも含めて今週の芝はかなり速くなりそうだ。土日とも1秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



【東京ダート】


■カラカラに近い乾いた力の要るダート。内外互角、やや先行有利


先週は10日ほど雨が降らずに開催を迎えた。砂も乾いて、土日ともほぼタイム差なし前後の時計だった。

今週は火曜から水曜の早朝にかけて17.5ミリ降った。また金曜日の午後から夜にかけても弱い雨がごく少量降ったようだ。だが土曜の馬場発表は良だろうし、日曜に晴れて気温が上がれば砂はどんどん乾いていくはず。土曜はタイム差なし前後の時計を想定する。日曜はさらに砂が乾くので0.3秒前後遅い時計を想定する。内外互角、やや先行有利。



【阪神芝】


■傷みの少ない速い芝+Bコース替わり。内有利、逃げ・先行有利


《今週からBコース》

先週は水曜日と木曜日の早朝にかけて合計28ミリ降った。だが週末までにすっかり水はけして土曜の最初から良発表。時計は土曜日が1.2秒前後速く、日曜日は0.6秒前後速かった。

来週に宝塚記念を控えて、今週からBコースにコース移動した。阪神にはAコースとBコースしかないので、2つのコースを交互に使い分けて1年間やりくりする。コース数の多い場に比べるといかにも傷みやすそうな感じだが、阪神は中間のエアレーションを省略している分、若干路盤が硬めなはず。また真冬の開催がないことも助けになり、芝が傷みづらい。それにしても今年度もう2週間分の開催を残して阪神の芝は不思議なほど傷んでいない。

昨年秋以来ここまでのAコースとBコースの使用回数はAコースが23日、Bコースが13日。Aコースを走るときはBコースも走るので、その分Bコースのほうが傷みやすい…とはいえ、これだけ使用頻度に差があれば、Bコース替わりの効果もそれなりにある。ただしBコースは外にいくほど芝がよくなるので、先行馬が止まりづらくなる一方で、差し馬の切れ味も増す。

先週28ミリ降って以降雨が降っておらず、晴れが続いている。その分毎日散水している。とはいえBコース替わりで芝が速くなることは間違いない。土曜日は1.3秒前後速くなると想定する。日曜日は直線向かい風がありそうな分、1秒前後速い時計を想定する。内有利、逃げ・先行有利。




【阪神ダート】


■カラカラに近い力の要るダート。やや外有利、先行差し互角


先週は水曜日に27ミリ、木曜日にも1ミリ降った。先々週と同じく土曜は1日中稍重だった。土曜の時計は不思議なくらい遅く、1.2秒前後遅かった。ペースが極端に速かったり遅かったりしたのが原因か。あるいはゴール前直線で向かい風が強かった影響かもしれない。

今週は中間に雨がなく、先週と違って砂はカラカラに近いくらい乾いている。土曜は0.5秒前後遅い時計を想定する。日曜は若干の向かい風がありそうで、0.6秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【函館芝】


■開幕週で野芝の芝コース並に速い。やや先行有利、内有利


《Aコース1週目》

北海道の洋芝のコースでも最近はエアレーションを行うようになっている。だが最近の洋芝のコースが以前のコースと比べて目立って時計がかかるようになった印象はない。洋芝は縦根の芝なので、バーチドレンを入れることで路盤を軟らかくする効果が野芝ほど大きくないのかもしれない。

洋芝のコースは野芝のコースに比べて約1秒程度時計が遅いと考えるのが目安だが、北海道開幕週の洋芝は良ならば例年かなり速い。開幕週の函館は通常より約1~1.5秒速い。野芝のコースの時計が最近遅くなっていることも考慮すれば、標準的な野芝のコースの時計と比較しても大きく違わないのではないか。

先週の日曜日に降って以来、雨が降ったのは木曜日に1ミリだけ。本州に比べて気温が低いせいもあり散水もしていない。昨年の開幕週より芝が乾いていることから1.5秒前後速い時計を想定する。やや先行有利、内有利。




【函館ダート】


■比較的乾いた砂で、やや内有利、やや先行有利


インターバル期間中に全面のクッション砂洗浄が行われた。砂粒が多少粗くなり、かつ砂の盛りがよくなったと考えると、多少時計が余分にかかるようになっていても不思議ではない。また函館は気温が上がりづらく、曇りの日も多いので、夏開催でも砂がカラカラになることが少ない。だが今週は比較的乾くほうだと考えられる。0.5~1秒遅い時計を想定する。函館は直線が短いので砂が乾くと他場以上に追い込みづらくなる。やや内有利、やや先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。