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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年09月12日(木)更新

【セントライト記念】更なる飛躍を目指すNデイジー

戦法の定まったリオンリオンが鍵を握るのが間違いないセントライト記念。さすがに、1000m通過57.8秒だったダービーでは失速したが、2.22.6秒という決着の立役者だったし、再び横山典の手に戻るのであれば、絶妙なペース配分で後続を完封したとして不思議ない。

となると、3月・中京の2200mでそれに迫ったルヴォルグも俎上に載せなければならぬ。札幌に1勝クラスで順当にステップUPした後が順調そのもので、デビュー当初から際立っていた馬体に磨きをかけているからだ。確かに、木曜追いの3頭併せは5F72.6秒と平凡。が、ユッタリを構えた雰囲気に加え、12.3秒だったラストは数字通りの鋭さ。ダービーへの切符を得る為に、見切り発車だったプリンシパルS時の歪な全体像ではないのだ。コーナーで収まりがつき易くなる現状からも中山替りは大いにプラス。何としても抽選をくぐり抜けたい。

有力候補と目されるルヴォルグを下したのがザダルの前走。それで3戦3勝と底知れぬ面を見せつけた。問題はそれで一頓挫あっての復帰戦ということで、これまでと違うパターンになったこと。シャープな体のラインになっての帰厩だった上に、小気味良い捌きでのDW4F54.5秒。痺れるようなラストの手応えで、仮に少しでも気合いをつけていたら11秒台が確実だった点はさすが。けれども、もう少し厚みが出ての秋初戦というのが理想だろうし、攻め切れていない過程には不満が残る。今回に限り、割り引いても良さそうだ。

やはり、主役はニシノデイジーということに落ち着くのでは。こちらの乗り込み量は豊富で、それがはち切れんばかりの馬体に表れている。勿論、単走でも仕上げられるタイプだからメニューとして不満に思うことはないし、ラスト3週からのコース追いも青写真通り。特に、直前には更にギアを上げての5F66.7秒で全ての無駄を削ぎ落とした感。元々、稽古で目立つタイプではあったが、それに輪をかけたようになったのは、体を一段と上手く使えているから。外々を回って勝負に出た皐月賞で17着と脚を温存してこそといった面はあるが、直後のダービーで着実に前進と、学習能力が極めて高い。それを垣間見せる追い切りであった。

あとはアドマイヤスコール。2勝目マークが当舞台でリオンリオンを下したといった点をクローズUPして良いからだ。加えて、外枠から上手く内にもぐり込めた前走は馬場に泣かされた。綺麗なフォームが売りで、エンジン全開とはいかなかったわけ。しかし、制御不能に陥ることがなくなった。それは木曜の追い切りにも如実となって、追走態勢の道中では自然体で前を窺えていたし、並びかけた直線は目論見通りに回転数UPと申し分なし。ひと皮剥けての圏内突入があって当然。

中山の他ではまず土曜メインのレインボーS。ここは札幌を一叩きした2頭をまずは取り上げる。そこでのブレステイキングは久々+トップハンデ57キロと厳しい状況。加えて、大飛びだけにローカルが合うとは言えないのだ。また、コーナーでペースUPする展開だったから、前を捕まえに行くのは並大抵ではなかったわけ。当然ながら、1週前の5F追いで均整の取れた体を生かしたパワフルな動きを披露と上積みは確実。唯、追い切りのラスト、12.3秒という数字ほどの鋭さを感じさせなかった。これは、少し捌きが硬い為で、目下の高速ターフに対する不安が頭を擡げる。

逆に、サンティールは同格に対しての脚色劣勢ながらしぶとく対応しての1F12.4秒。鞍上がアクションを起こしてからの変り身が早かったし、集中力を保てているのが何より。皮膚が透けて見えるほどの毛ヅヤで、新陳代謝が活発な故。スランプに陥った時期には見られなかった上に、守備範囲を大きく広げたという、地力強化ぶりも後押しに。前走からの1キロ増など気にならぬ。

あとはダイワメモリー。昇級初戦の新潟では1.57.3秒という高速決着の中、一旦は前に迫る0.2秒差と本物になった。同時に野芝のみのコースでは別馬ということで、漸く勝ち上がれたという3月・中山には目を瞑って良い。また、内目のコース取りながらピクリとも手綱を動かさずの5F64.6秒と唸っている。

同じく土曜は1勝クラスの古作特別が面白い。首位争いを約束されているのがフォルコメン。6月から3戦連続で2着と勝ち切れないが、前を捕まえられなかった札幌などは、3着以下に5馬身と巡り合わせの問題。1.28.4秒自体がワンランク上の時計だし、小回りに対応できたのが何より。つまり、距離短縮が功を奏したということ。追い切りでも実にキビキビした動きのしまい重点。自然体でのペースUPに気性面の成長が窺えた。ここはおろか、2勝クラスに上がっても即通用の器。

唯、ここは敢えてグランソヴァール。芝に転ずるのが遅かったのは体質の弱さゆえで、そこからの脱却がなった目下は昇り調子。何せ、伸びやかなフットワークで、柔らか味といった点で春とは全く違う。確かに、広いコース向きの身のこなしだが、明らかに距離不足だったここ2走では脚を余し気味だっただけに、トリッキーな中山とはいえ、1F延長なら真価発揮。大勢逆転まで。

尾関厩舎からはもう1頭取り上げたい。そのグランソヴァールのパートナーを務めたサクラルーフェン(日曜7R)。再三にわたっての併せ馬消化は落ち着きがある為。掛かって自己完結した休養前の1戦とは精神状態が違うということ。また、ひと追いごとにハードさが増している過程にも好感が持てるのだ。直前に至っては行き出しでの3馬身差を埋めた上に、ラストも12.8秒。一本調子のままであればなし得ない脚勢だったわけ。心身とものリフレッシュがダイレクトに伝わってくる上でのコース替りなら後続に影を踏ませぬまである。

3歳戦ではまず日曜1Rのコバルトウィング。7月の札幌デビューで、本来ならそこを軽く通過しなければならなかった。が、落ち着いた流れの中、ジックリと構えたことが裏目に。挙句、エンジンを点火しようにも外から被せられて動けなくなるシーンが2度と完全に脚を余した。間隔は開いたが、既に併せ3本消化と入念だし、直前に至っては3馬身先行させた古馬1勝クラスを子供扱いしての1F12.5秒と巨漢らしからぬ素軽さも出たのだ。コーナーが緩やかになる中央場所で紛れがあろう筈ない。

土曜1Rからはヴィルベル。デビュー戦は4秒以上離されての13着と大敗。が、福島予定ながら除外の憂き目に遭って札幌に鉾先を向けたのが失敗。美浦で追い切っての直前輸送で平常心と体力を失ったからだ。つまり、立て直してシッカリと馬を追い込めた今回が本来の姿だということ。特に、最終追いの単走でギアUPもスムーズになって揺るぐことのないラストのフォーム。しかも、外目ながらDWでの5F65.8秒をマークできたのだ。四肢に力を籠めて体を運んでいるからダート替りは大きなプラスで、スピードの違いを見せつける。


   
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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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