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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年12月20日(木)更新

レイデオロのライバルになり得るミッキースワロー

開門が7時でも本格的な寒さ。3歳以上に関して1年を締め括る週末の有馬記念とともに、年の瀬を否応なく実感させられる。

そのGPは天皇賞以来となるレイデオロ一色。そもそも、10月スタートでGⅠの3度使いは各陣営が避けるところ。ピークを保つのに困難を伴うからだ。従って、ここに照準を定めての出走は青写真通り。

現に、天皇賞へ向かう過程では、1週前の3頭併せでバランスを崩すアクシデントが。ひと追い足りないと見做しても良い状況、1分56秒台に突入する高速決着にも難なく対応と4歳秋を迎えて能力的にピークを迎えた感がある。

一旦、放牧に出して帰厩というのも予定の行動だし、併せ馬を繰り返しつつ体を造ってきた。そのシルエットが洗練された上に、走り出せば全身に漲るパワー、オーラを発しているという形容がピタリ。5F70秒0と目立つ時計ではなかった最終追いでも3頭縦列の2番手から最内にもぐり込んで痺れるような手応えに終始した。つまり、感触を確かめる程度で十分なほど、既に研ぎ澄まされているということ。3つ目のタイトルは手中にあるも同然。

3歳世代から唯一のエントリーとなるブラストワンピースは俎上に載せなければならぬポテンシャルの持ち主。人気を背負った菊花賞では伸び案外だったが、真っ正直なレース運びで距離に限界のあるタイプであるからエクスキューズは成り立つ。むしろ、スローで進んだだけに反動がなかったのが何より。

問題は少々重い点。大竹厩舎の定番で1週前に6F追い、直前は4Fからのしまい重点で字面の上では十分な負荷をかけられたし、体を沈ませてのラスト12秒6も迫力満点。けれども、このひと追いでどこまでシェイプUP成るかといったレベルで古馬相手となるとインパクトが足りぬ。2000だった新潟記念がベストパフォーマンスだったことを合わせて考えれば今回の舞台がそぐわぬといったイメージも。押さえ程度で十分であろう。

それならばミッキースワロー。速い上がりの決着だったJCでシッカリと脚を矯めての競馬。それが初コースだったのだから、自身の幅を広げたことに他ならぬ。加えて、今回は容易く息を入れられる中山に替るのだ。

元々、成長速度は遅かった反面、身のこなしが真っ当になればどこまで伸びるか分からぬ器と睨んでいた。そして、この秋には一本芯が通ったような馬体にフォーム。特に、正面からのウッド入りで十分な助走、行き出し6Fで外に合わせながら二段ロケットのような伸びで2馬身先んじたのだ。直前でここまで馬を追い込むことがなかった以前が嘘のよう。充実期に突入したからこそで、レイデオロのライバルに名乗りを上げられるだけに。

有馬当日は特別戦も充実。まずは準OPのフェアウェルSで、ここは3歳2騎に注目。昇級初戦の前走で人気に反したオーヴァーライトだが、そこでは出遅れてコースロスを抑える競馬に切り替えたのが裏目に。4角からは窮屈になりがちで伸び伸びと走れなかったのだ。自慢の決め手を内田博が封印した形。唯、本気で走れなたかった分、少し強めの稽古代わりだったわけで、中1週でも併せ馬をシッカリとこなせたのがその証し。先行態勢からの併入で5F70秒を超える時計でも伸びやかで力強い捌き。ひと皮剥けたというのは前走時からの印象だが、それに拍車がかかった。

あとはルッジェーロ。2歳時のパフォーマンスに比べれば今季は不本意だが、ドバイ遠征からの立ち直りに時間を要した。しかし、前走にしても0秒2差。加えて、反応一息だった1週前に比べると、砂を被る態勢だった3頭縦列の最後尾からだったにも関わらず、集中力を切らさない。迎えた直線でスイッチが入ると以前の躍動感が蘇ったかのように先着。落差の大きいラップバランスになりがちな初の1200でレース運びも容易くなるのでは。

最終Rの1000万下はオジョーノキセキの良化ぶりを挙げておきたい。3歳冬場が押せ押せだった影響で5月・京都は半端な状態での出走。その反動ゆえ、復帰が今開催にズレ込んだ上にダートでは出番がなくて当然。太目を叩いての中2週で本来の柔軟性と取り戻せたと思わせる5F69秒9での脚色優勢。今度こそ真価発揮。

同じように状態UPが明らかなのがパルティトゥーラ。マイルの持ち時計が示す好素材だが、精神面が安定しないが為、稽古が実になっていなかった。けれども、2度目の1200だった京都で前を窺う位置を取れた。ペースに慣れてきたわけだ。しかも、丸味帯びた体になって弾力性とスピード感に富んだ動きに様変わり。確かに、余力なしのラスト14秒4だったが、半マイルから11秒台を刻んでの9分処。極めてハードなメニューを課せられても動じない点で光明を掴んだと考えるべき。

土曜は2歳のクリスマスローズSを取り上げる。持ち前の速さで9月に続いてここも押し切れそうなディアンドルだがゲートに一抹の不安が、となるとマイネルアルケミーにチャンスが巡ってきた。中1週で控え目な5F70秒7でも実に軽快。口向きも矯正されつつあることが窺えた。

穴ならマーマレイドガール。直前こそ4F56秒台のしまい重点だったが、先週には格上を含めた3頭併せの最内でビッシリ追われての好時計と、休養効果は抜群。トモの入りが浅かった以前とはフォームが変わったからこそで、今なら坂のあるコースでも粘り強さを発揮できる。

平場からは土曜4Rのフィリアプーラを推す。節の関係で先週のマイル戦を弾かれたが、その以前から丹念に乗り込まれた成果が出ていた。勿論、完成途上の体つきで良くなるのはまだ先といった反面、ウッドでの時計が詰まらずに見切り発車だったデビュー戦を叩いて走りがよりスムーズに。丁寧な仕上げで知られる菊沢厩舎であれば直前の4F55秒3でもOKだし、マイルに替ることで切れが増しそう。

新馬は日曜4Rのファンシーラン。一定のレベルに達してから負荷をかける牧厩舎らしい過程を踏んでの出走。先週のウッドで古馬500万下を軽くあしらったことで元値のほどが分かる上に、広いDコースで存分に追われた最終追いでは鋭く反応してのラスト12秒7。シッカリとハミを取っての動きに完成度の高さを感じるし、芝でこその軽やかな捌きもそなえる。


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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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