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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年11月08日(木)更新

エ女王杯はキャリア不足でもノームコア

エリザベス女王杯は、現4歳世代を引っ張ってきた2頭が支持を集めている。確かに、熱発でローテーションに狂いが生じたモズカッチャンだが、札幌記念のレベルを評価しなければならぬし、今季を迎えて著しい成長ぶりを示すリスグラシューにしても、前哨戦で1分44秒7、上がりに至っては32秒6で一旦は抜け出したほど。ディアドラが凄すぎただけで価値◎。以上の2騎が◎候補に挙がるのは当然で、そうなると府中牝馬S3着のフロンテアクイーンも勝負に関わることができるのでは。

未だに重賞未勝利でワンパンチ足りない印象がある反面、立ち回りの妙を存分に発揮して昨年暮れからなら前走が最低着順。稽古の質をUPさせたことがダイレクトに繋がっているのだ。更に、1馬身遅れだったとはいえ、最終追いの坂路で50秒5と自己ベストを1秒以上も更新と止まるところを知らぬ。途上だったオークスでも大きくは崩れていないから距離延長にも難なく対応できそう。

牡馬相手の京都大賞典でしぶとく伸びて2着だったレッドジェノヴァは夏を境に馬が変わった。持久力に長けている分、京都外回りはピタリ。栗東に腰を据えての調整が合うといった点でもフロック視するのは妥当ではない。

斤量面のアドバンテージが大きいノームコアにも大いなる魅力を感じる。キャリアはまだ5戦に過ぎないし、関西圏への輸送は今回が初とクリアーすべき事項が多く控えている。しかし、紫苑Sでひと皮剥けたと実感。何せ、直線半ばからは次元の違う脚で、フローラSで先着を許した馬を置き去りにしたことに尋常でない地力強化ぶりが表れている。

確かに、通常なら秋華賞に向かう筈がそれをスキップ。乗り役を確保できなかったこと、反動もあっただろうが、帰厩後はシャープな体のラインだけでなく、全身を使ったダイナミックなフォームが春との相違。5F追いの併せ馬で闘志に火がついたのが1週前で、単走でのしまい重点だった直前は1F12秒4と素晴らしい反応。思えば、前走も火曜追いの変則調整。牝馬にしてはドッシリと構えられるタフさがある。未知の魅力に賭けたくなった。

府中の重賞は土曜の武蔵野S。残念ながら関西勢に席巻されそうなだけに、同じOPでも日曜メインを。信越Sでのワンツーに敬意を表すべきだろうが、前半3F32秒8の乱ペースが明暗を分けたという側面を無視するわけにはいかぬ。従って、斤量据え置きとはいえ、一瞬の切れが身上になるアイラインはどうか?また、軌道に載った感のあるスターオブペルシャは4馬身の追走態勢から楽な手応えでの同時入線だった直前の動き秀逸。唯、1キロ増しのハンデが多少なりとも足枷にはなりそう。

その組からはアポロノシンザンをピックUP。ハナを主張する馬に譲っての2番手だったとはいえ、厳しい流れに晒されたのだ。爪の不安があって付け焼き刃のようなウッド追いでトモのハリを物足りなかったにも関わらず、1秒差にとどまったのだから目途は立てた。加えて、今回は3頭縦列の最後尾だったにも関わらず、進路を外ラチ沿いに取って鞍上のアクションに応えていた。5F70秒3という額面以上の中身で全体のバランスが大幅に良化。中京で飛躍のきっかけを掴んだことが直線の長い府中をこなせるだろう根拠になっている。

日曜10R、同じ芝1400の1600万下も興味深い1戦。安定味のあるショウナンライズは、高いレベルで安定。パワフルな捌きでの5F66秒8から上がりに至っては38秒を切ってラストまでシッカリと追われた。問題は、前向きの気性をどうコントロールするかというデリケートな面が詰めの甘さに繋がっている。つまり、テン乗りになる石川に御せるかが鍵に。

それよりも昇級初戦のフレッチア。久々だった9月・中山に臨んだ時より時計は遅く、4F56秒0.けれども、質の高い中と馬体が合うと四肢の回転数が一気に上がってラストは12秒5。テンションを上げないままでも質の高い併せ馬を消化できた上に、今回は流れを容易く掴める距離。現に、5月の時点で1分20秒6をマークできたほどのピンポイントぶり。中山マイルは相手に恵まれた上に着差も際どかったが、それには目を瞑れる。 1000万下に目を移してまたまた芝1400。土曜・三鷹特別はライラックカラーを狙う。牡馬にしては細身の体で良化余地を残している分、昇級初戦がネックになりそうだが、札幌から十分に間隔を開けた上に、バリエーションに富んだ調整過程を踏んでいるのが心強い。結果、ハロー明けで5F70秒を超える時計でも前日の雨の影響を受けたウッドだったから十分過ぎる負荷をかけられたことになる。実際、質の高い筋肉ゆえに最後までパワーの籠ったアクション、洗練された体を誇っているのが何より。3歳春、中距離路線を目指していたのがそもそもの躓き。本来は高速ターフでの決め手に秀でるタイプ。

2歳戦は土曜3Rのマイネルミュトス。ここは将来性豊かな馬が揃って今後に向けてのチェックが不可欠なほどのメンバー構成だけに、同馬を推奨するにも勇気が要るが、動きが少々硬く坂路で体裁を整えただけの初戦とは様変わりしているのであれば勝負に出る。今回の直前はウッドでの5F追い。先行態勢の5F70秒7と目立たぬ数字だが、これは4角で外の凭れた故。要するに、右回りではパワーを持て余すということ。広いコースの府中で絶大なる変り身が見込める上に、ハミを取り直して再び伸びた追い切りからも追っての味が再認識。初戦は三分三厘からラスト1Fまで競馬に集中できずに脚を余した。それを踏まえた乗り方、むしろ後続が苦しくなるような強引さがあればそのまま押し切れる。


柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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