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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年07月12日(木)更新

福島メインの◎は函館SS組から

今週の重賞は函館記念のみで、大方の目はそちらに。せっかくだから、ここでも軽く触れておきたい。ここでの復活を期すブレスジャーニーに一日の長があるのではないか。如何にも急仕上げだった巴賞は超スローで前残り、上がり最速でも届かないのが道理といった展開に泣かされた反面、体の良い本馬場調教と見做せば良い。当然ながら上積みは絶大。また、スワ―ヴRを競り落とした2歳時の府中が少々渋り気味であった。従って、開催が進んだ今の馬場はピタリ。

ここからは本場に戻って日曜・福島メインを。夏場のOP特別だけに、どうしても層が薄くなる。3歳の台頭があって不思議ないわけだ。唯、葵Sで鮮やかに逃げ切ったゴールドクイーンは当時の馬場が大きなフォローに。枠順が全てとして過言でないと総括できるレースだったわけ。上の世代のプレッシャーを跳ねのけるほどの地力があるかと問われれば首を傾げたくなる。それならば、そこで不発に終わったタイセイブライトに利がありそう。対して、マドモアゼルは自分のリズムで進められる1400がベスト。1馬身遅れだった追い切りからもトーンダウン。

前回、当欄でデキの良さを強調したアイラインの勢いは止まらない。確かに、緩い馬場に脚を取られた有力処の間隙を突いた3着との見方は成り立つが、はち切れんばかりの馬体を誇ってストライドも豪快。しまい重点だった直前は道中の手応え通りにラスト12秒3と弾けた。1200では展開頼みといった部分はあるが、充実ぶりを見逃すのは得策でない

同じ世代の牝馬・ノットフォーマルが最大の惑星。春・新潟の直線競馬でスプリンターとしての資質をアピール。確かに、函館では通用しなかったが、外々を回るロスあっての0秒5差なら大威張りできるし、美浦での追い切りから直前輸送と変則的な過程を踏んだことがエクスキューズにもなる。

今回も単走だったが、5Fの入りからして14秒台、半マイルからのギアUPもスムーズで最後まで余力十分。中身の濃さには太鼓判が捺せる上に、ハンデ50キロでの相手弱化。いずれにしろ、◎は函館SS組から。そこでは出負けして先団に取りつくまで脚を使ったのが応えたタマモブリリアンも俎上に載せなければならぬだろう。

土曜は安達太良Sがメイン。ダートの準OPということで多士済々。降級の利があるミッシングリングが主力の一角を占める。4月以来となるが、スパーキングレディCを目標にしていたほどだから調教量は十二分。実際、最終追いを含め、併せ4本を消化しているのだ。直前は先行しての1馬身先着で4Fからのしまい重点。感触を確かめる程度でOKだったということ。ダートに転じてまだ5戦と底を見せていない上に、ハイランドピーク(先週の函館OPで2着)を完封した星さえ含まれる。少々マークがタイトになっても押し切れるのではないか

唯、狙って面白いのがパルトネルラーフ。中京の開幕週に無念の抽選除外。従って、乗り込み量豊富な上に、リフレッシュ効果が目に見える。1週前のウッドではOPのマイネルフロストを凌ぐ動きを披露して一段とレベルUP。脚の使い処が鍵になる1800よりレース運びが容易くなるのが第一。フラットなローカルに対する適性は昨夏の新潟が示す通りと状況は大幅に好転

その直前、土曜10Rの1000万下は芝2600という特殊な設定。本来なら能力にバラつきのある構成になりそうだが、高い質を誇っている点が非常に興味深いとともに、ハンデ戦で面白味が増す。上のクラスを経験した4歳には相応に斤量が課せられるものの、稽古の動きが秀逸なだけに、実績重視で良いのでは。

まずはミルトプレスト。現級勝ちが中山2500ではあったが、元々の主戦場がローカル。つまり、今春の時点で急激な地力強化があったということ。4月の京都ではさすがに通用しなかったが、高速ターフと長い直線で二重苦と言えないこともないし、それでリセットしたことによって再び上昇。最終追いは単走だったが、丁度堀厩舎と重なる時間帯で、そのひと際光る集団に混じっても見劣らぬ動き。ラストは控えた為に4F55秒9と目立たぬタイムでも漆を滴らせたような洗練された馬体に力強い捌きと文句なし

ライバルはホウオウパフューム。こちらもしまい重点には変わりなかったが、4Fから一気に加速すると、その勢いを保ったままのフィニッシュで楽々52秒4。実に鋭い身のこなしで内に1馬身先着と、実戦での決め手をイメージさせるには十分。奥村厩舎らしい丹念な乗り込みで休養前の1戦よりも活気がある。以上2騎に関西馬アロマドゥルセが絡んでくる三つ巴。

日曜は10Rの鶴ヶ城特別。1000万下のダート1150ということで微妙な匙加減が必要となる鞍。一応、人気のスズカグラーテには敬意を表すべきだろう。仕掛けのタイミングを誤ると甘くなるタイプだが、その点で前走より50mでも短縮されるのは追い風になろう。しかし、ここは敢えてダークリバルサー。当然ながら未経験の距離に右回りと課題はある。唯、3歳OPのヒヤシンスSでは抑えるのに苦労した向正、首が短くて筋肉質というスプリント体型ならむしろ当条件で開花しそう。更に、1週前の3頭併せでは3馬身の遅れだったが、OPのサクラアンプルールに対してのビハインドがあった。それでスイッチが入ったのか、直前は5Fで4馬身後ろの態勢から最後は内から矢のような伸び、上がりに至っては38秒を切っての1馬身先着。思えば、パワーに頼り切っただけの冬場は全体がモコモコして成長途上といった印象が強かった。対して、無駄を削ぎ落としてシルエット自体に成長を感じるのが今で、気持ちに体がついて行けるようになったのではないか。ローカルでは欠かせない機敏性を具えたと考えて良い。

最後は平場戦。ダート1700の2鞍をチョイス。土曜8Rの500万下はレユシット。昇級初戦の前走ではハイPに巻き込まれながらも5着に残って目途を立てた。加えて、一気の攻め強化が今回。ハロー明けでコンディションが良好なウッドだったとはいえ、抜群のスピード感をともなったのが半マイルを過ぎて。その勢いが増す一方で、外ラチ沿いと負荷をかけられながらも4F50秒8~3F37秒2という破格の時計だったから凄い。実戦ではブリンカー着用と気性面に課題を残していたが、追い切りは他厩と入り混じる態勢でも集中力を保っていた

土曜3Rの3歳未勝利はトーセンアリエス。今回も5F70秒を超える時計だったが、アクションが大きくなった。体質の弱さに泣かされていた今までとは違うといった点が強調できるし、一叩きで引き締まったことも後押しになっている。元々、いつまでも未勝利でいるとは思えぬほどの好馬体。徐々に加速していくタイプでワンターンの府中マイルよりコーナーでペースダウンするローカル、苦もなく流れに乗れるだろう。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。