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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年06月07日(木)更新

またまた菊沢厩舎 ダイワキャグニーが初重賞をゲット

GⅠシリーズを終えてバーンアウトといった雰囲気が漂う美浦、如何にも夏到来といった感じ。開催替わりの2週目を迎える府中のメインはエプソムC。今後に繋がる重要なポジションにあるとは言えぬが、楽しみなのはダイワキャグニーの参戦。安田記念に出たとしても上位に関われたであろうレベルだからだ。唯、選んだのはOP特別からの始動という地味な路線。しかし、本格化前なのは確かで、階段を一歩一歩確実に上るのが妥当といった捉え方にも一理はある。

1週前の6F追いで態勢を整えていたから、直前は他1頭とのウッド入りでも併せる意志なし。ユッタリとした入りで3F過ぎまではセーブ気味、迎えた直線でも馬なりでのフィニッシュかと思わせた。が、1F地点から鞍上がアクションを起こすと徐々に加速。挙句、ゴール板を過ぎてから1角を回るまで緩めなかったから、5F69秒7という字面よりもハード。元々、負担をかけずに突破したのが前走で、半ば稽古代わりだったから上積みも相当。馬場が極端に悪化しなければプラン通りに初重賞を手中にできる

強力なライバルは関西馬のサトノアーサー。道中で制御が利かずに大外、2着馬に足元を掬われたメイSは度外視できるし、そこでガス抜きは成った筈。ダイワキャグニーとの能力差は本来なら僅か。

そのラインに割って入りそうなのが萩原厩舎の2騎。特に、サーブルオールの充実ぶりは目を惹く。全体的に厚みが出た上に、胸前が急速に発達。結果、ダイナミックさが加わっての推進力は一線級のそれ。5F68秒1だった最終追いにしても既に態勢を整えているからこその馬なりで風格さえ漂う。ここ2走、見せ場さえ造れなかったアデイインザライフは追い切りには坂路を選択して4F51秒7の好時計。だけではなく、それまでのウッドでもハードに攻めて先週には3歳OPに対して格の違いを見せつけた。これで走らなかったら諦めよう、といった中身には注目しなければなるまい。

あとはベルキャニオン。日曜使いの水曜追いは堀厩舎にして変則だし、5F71秒を超える時計。が、先週の木曜にはハードな併せ馬を消化してはち切れんばかりの体に。要するに、感触を確かめる程度で十分な上に、今後の微調整も可能だということ。ここ2走のマイルでは着順ほど負けていないし、距離に限界を感じさせるタイプではないから、下馬評が低いのには納得ができぬ。流れを掴んでの好位追走なら易々とは追い負けないだろう。

土曜メインはダートのOP戦。惜敗続きのサンライズノヴァはトップハンデとはいえ、57.5キロならここ2走より軽い。圧倒的な支持を集めるに相違ない。唯、連続して3回目の東上となると輸送における消耗、無きにしも非ず。復活を期すのがゴールデンバローズ。立て直して臨んだ前走は前残りの中、ポジションが悪くなって結局は速さ負け。圧倒的なパワーを前面に押し出す形なら違う。追い切りは他5頭との馬場入りながら、同馬だけワンテンポ遅らせてのスタート。4F55秒を超える時計は平凡だが、リラックスさせてのリズム重視で気に病む必要はない。むしろ、丸味帯びた体で弾力性のある動き。一時期のスランプを脱したと確信できる

それ以上に面白いのがローズプリンスダム。上の世代に揉まれた昨年下半期には低迷。そこで見切りをつけたことが功を奏する筈。実際、シャープな体のラインになっての帰厩だったし、負荷をかけた併せ馬を2週にわたって難なく消化。加えて、後肢が深く切れ込むフォームで並々ならぬ推進力さえアピールしているのだ。中途半端な位置取りでなし崩しだったのが11月からの3戦。メリハリを利かせたレース運びのできるのがマイルなのでは(デビュー勝ち、芝ではあったが)。前走で1400を経験させたことが布石にもなっている。

他で勝負したい鞍は土曜に集中。まずは八王子特別のミッキーポジション。青葉賞で振るわなかったのは適性に尽きるから無視。というより、3月上旬からであったならレース間が開いたということで、集中力を維持させるといった点では好結果を呼びそうだし、ダイワキャグニーのパートナーを務めていること自体が能力の証し。単走扱いだった最終追いにしても馬場の外目で力強い捌きを見せて、動きの質は後ろにいたOP馬と同等。容易にはバテぬ特性を生かすには格好の距離だし、ダートでのセンスは抜群。ミキノTの牙城を崩す

江の島特別はランガディア降級の利があるという以上に叩いた上積みは絶大。そもそも、脚元に爆弾を抱えているからこそ、未だにキャリア5戦。前走にしてもビッシリ追うことなく参戦した分、鋭さで僅かに劣っただけ。それが1600万下での4着というのだから価値◎。今回は直前で鞍上がシッカリとアクションを起こしての併入で密度が高い。紛れのない頭数ということで、相手はソーグリッタリング、ミュージアムヒルの2頭に絞る。

平場戦からは最終Rのマイル戦。ここはキューグレーダーで仕方ない。今回は古馬に混じっての初戦となるが、前走で1分33秒台をマーク。高速ターフによってポテンシャルが引き出されたということ。加えて、今回は同じ3歳でも格上にあたるワカミヤオウジに対して5Fで3馬身のビハインドがありながら、アッサリと前に追いついて後は外を窺いつつのフィニッシュ。大挙押しかけたウッドの早い時間帯、ひと際目立つ併せ馬がこれ。器の違いを見せつけるだろう

最後に3歳未勝利。まずは6Rのヒメベニサクラ。ハロー明けの7組目という、馬場が整備された状態での追い切り。稽古駆けする馬だから4F51秒8の好時計には驚かぬ。唯、叩き3走目で漸く柔らか味が出て、ラストは実に伸びやかなフォーム。つまり、福島→新潟とダートで使いつつ、トップフォームに戻るのを待った甲斐があったというわけ。元々、馬格のわりに素軽い動きで持続性がともなっているから長い直線の府中がベスト。今の時期の牝馬戦なら素質でも他を大きく上回る

キャリア2戦目になるキングオブヘヴンはダート1600の土曜3Rに臨戦。デビュー戦は大きく離された4着とアピール度は低かったが、当時はウッドで時計を詰めるのに四苦八苦。体の使い方も分かっていないような状況だった。対して、最終追いが広々としたDコース。3頭縦列の最後尾からで、格上の外とは併入に持ち込んでの5F64秒8。攻め強化が叶ったのは体質強化ゆえで馬体も引き締まった。少々忙しいマイルでも買わぬ手はない。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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