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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年05月24日(木)更新

戦国ダービーの追い切りレポート

仮に、ダノンプレミアムが順調であったなら、こうも頭を悩さなかっただろう。出走するからには目算があってのことに思えるが、2400が致命的とは言えない体型ながら、マイルの持ち時計が1分33秒0とピンポイントはそこだし、ローテーションの狂いも加われば◎は避けたくなる。

2歳時はダノンPの次席を確保していたのがステルヴィオで、皐月賞のみで大幅に評価を下げるのはどうか?けれども、先週までは唸っていた反面、追い切りは4F55秒3と息を整える程度。勿論、目論見通りのしまい重点ではあってもGⅠに臨むにしてはセーブし過ぎ。腹目が厚くなってこその理想形といった点でも印が回せるか否かといった立ち位置。

同じ時間帯に追われたのがブラストワンピース。こちらも4Fスタートだったが、前に取りついてからのラストで池添がシッカリと気合いをつけての12秒7。四肢が存分に伸び切る見事なフォームであった。少々首が短くて中距離以上で良さが出るといった第一印象ではあるが、それを補って余りある身体能力。実際に当条件での圧勝が冬場にあるのなら、守備範囲と捉えるべき。毎日杯以来となっても状態は万全

青葉賞で一躍スターダムに上ったのがゴーフォザサミット。確かに、荒削りな面は残るが、冬場に比べると胸前が著しく発達。それが推進力に繋がった。加えて、決め手勝負というより肉弾戦に持ち込んで個性を際立たせるだけに、大一番に相応しい底力も兼ね備えているということ。TRからの間隔が詰まっている分、4Fの時計は平凡だったが、1F地点でも2馬身後ろといった態勢から一気に前に並びかける迫力は並々ならぬもの。勢い重視ならこれ

1度目のハロー明け、ダービーゼッケン同士の併せ馬だったのが国枝厩舎の2騎。この組では追い切りの中身通りにコズミックフォース。オウケンムーンを5Fで4馬身先行させながらラストでは脚色優勢での同時入線だったから。反面、2000以下で脚を如何に温存するかといった現状である分、俎上には載らないのでは。

人気の盲点になっているのがジェネラーレウーノ。仮にも皐月賞3着馬なのに、だ。しかも、レースの上がりが38秒に近い中、先行争いに加わっての粘り腰。チークP着用後にワンランクUPという経緯から気性面にネックがあるのは承知で、必然戦法は限られることになる。けれども、復調を辿る古馬OPを鮮やかに抜き去った1週前が6F追い。それだけ負荷をかけたのはデビュー以来初めてといった点に加え、4Fスタートの最終追いでも鋭く反応。ユッタリとした胴構えで皐月賞からの距離延長がプラスに働こうし、初勝利が当コースで上がり34秒1。むしろ高速ターフでこそ。あとはGⅠを経ての経験値UPが確実なキタノコマンドール、弥生賞の反動があった前走には目を瞑れるワグネリアン。以上が現時点での◎候補。

日曜は最終RにGⅡの目黒記念が組まれている豪華版。とはいえ、上下差の大きいハンデ戦で例年通り掴み処がない。やはり、59キロが鍵になるフェイムゲームだが、2月以来となっても目標を据えての乗り込みだけに、仕上がりは絶好。ここ2週で馬を追い込むべく3頭併せを課せられながら、直前には抜群の手応えで1馬身先着と一気に良化。まるで自主的にレースに向けてスイッチを入れたよう。トップハンデでも

叩いた効果が覿面といった印象がダイレクトに伝わってくるゼーヴィント。手探りだった3月とは密度が違うのだ。特に、感触を確かめる程度でも十分と思えるほど造りがシッカリとしていたにも関わらず、最終追いは渾身の6F追い。スタミナ強化に余念がない点に好感が持てる。唯、こちらは府中での経験が浅い上での57.5キロと少々見込まれたか。

以上に加え、天皇賞で見せ場十分と力をつけたチェスナットコート、日経新春杯からの2キロ増しでも充実のパフォーマプロミスらが上位を形成。

日曜は他でも興味深い1戦が。特に、レベルの面でも申し分がないのは10R・むらさき賞。多士済々といった中、主力を形成するのは2頭と敢えて絞りたい。叩き2走目のエンジニアは牧厩舎らしくハードに追われた。朝一番のラッシュ時でもそれと分かるほどのスピード感を持って道中を進む。更に加速した3F過ぎからは、大きく前を行く他厩の併せ馬に追いついてのフィニッシュで結果は上がり38秒7。それを痺れるような手応えのままマークしたのだから驚く。

◎候補のもう1頭がアップクォーク。今回が昇級戦で冬場の1000万下は2着にクビ差といった際どさ。唯、コントロールが困難になっての早目スパートと強引に運びながらも勝ち切ったことに価値がある。寒い時期より柔らかみの増した身のこなしがある上に、5Fからの好時計を連発と、存分に攻められて動じないのは芯の強さがそなわったから。また、後肢が深く切れ込むことで、よりバネの利いた走りに。1800ならしまいを生かす形で更なる進化を遂げるだろう。

同じ準OP、土曜・京都の朱雀Sも関東馬の競馬。先週の抽選除外でここに臨むアッラサルーテの直前は3馬身遅れ。とはいえ、前2頭とは大きく離れての道中で実質は単走。むしろ、闘志をかき立てるメニューでの5F67秒2というのが馬場の外目と価値絶大。1200に慣れたタイミングでの1F延長がどうか?といった点はあるが状態には太鼓判を捺せる

これよりも魅力的なのがカルヴァリオ。こちらは去勢効果によって気性面はおろか、体の線がよりシャープになって動きが洗練されたのだ。しかも、最終追いで僅かに劣ったがこちらは全くの馬なりでリズムを崩さずにゴールに飛び込めた。相手がダービーを迎えるブラストワンピースで中身の濃さは折り紙つき。少々強引な形になっても押し切れそうなのが1400。フラットな直線も追い風に、と三拍子揃った。

東京に戻って土曜の特別戦ではまず富嶽賞。ここはイーグルバローズで決まり。昨10月以来となって今回が4戦目での昇級初戦とクリアーすべき課題は多々。けれども、並みの馬ではないならあくまでも通過点。確かに、押せ押せで使えぬ弱味はあるが、雄大な馬格で、ハイポテンシャル多数の堀厩舎にあっても風格さえ漂うし、完成されたレスラーを思わせる重厚感。ペースを守って控え目だった最終追いにしても豪快なフォームで駆け抜けての4F52秒8とどこまで時計を詰めるか分からぬほどの勢い。先週、当欄で推奨したサトノティターンより自信あり

秩父特別の再戦となって一騎打ちムードが漂う土曜10Rは敢えてアーチキングを◎に。前走で伸び負けしたのは久々とクラス慣れしていなかった分。しかも、少々加減した仕上げも足枷となっていたのだ。対して、今回の直前は先行したとはいえ、行き出し6Fでの併入で真ん中のOPを凌ぐ迫力さえ。アクセントの利いた体に様変わりした故で、今度こそアオイシンゴを負かす

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。