競馬JAPAN

協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. ダービー卿CT 本来のデキでグレーターロンドンが蘇る
  2. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

秋競馬開幕!攻略の第一歩

城崎哲・馬場トレンドジャッジ 台風21号の近畿直撃、北海道の地震と、このところ大きな災害が相次いでいます。...
続きを読む

ちょっとブレイク♪競馬周辺小説

居心地の好い居酒屋  遅くなるほどに雨も強さを増す―。との予報が頭にあったようで10日の月曜...
続きを読む

読んで納得の競馬コラム

樋野竜司・今週の政治騎手 先週で夏競馬は終了。今週から中山、阪神が開幕し秋競馬が始まります。 ...
続きを読む

【PR】岡田牧雄の一口馬主クラブ

ノルマンディ―岡田牧雄の所属馬・生産馬情報も配信!特典満載の¥0メール会員募集中! ...
続きを読む

競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年03月29日(木)更新

ダービー卿CT 本来のデキでグレーターロンドンが蘇る

急激な気温の上昇で水曜の美浦はモヤに見舞われた。何と、馬場開門から2時間半近く視界が利かない状況でコース入りした馬さえ把握できなかったほど。結果、GⅠ・大阪杯の美浦組は全てその中で最終調整を済ませてしまった。先週までの過程に重点を置かざるを得ない。

AJC杯時よりもスムーズに始動に入れたのがゴールドアクター。叩いた良化は確かで、21日はビッシリ追っての5F65秒7。唯、全盛時に比べると前後のバランスに欠く印象も。実績のない距離でのGⅠでは荷が重い。

充実しているのがウインブライト。こちらはより洗練された馬体になった故の攻め強化。中山記念時の当欄で推奨したように、ゴールに近づくにつれ、回転が速くなるフットワークは中身が詰まっているからこそ。動き出しが早くても押し切れた前走は正真正銘で、ここで格段に劣るわけがない。唯、一瞬伸びかけて甘くなった昨年の皐月賞から、2000では乗り方に注文がつくと見做すのが妥当。

関東の一番手はミッキースワロー。追い切りは朝の早い時間帯でモヤの中。あくまでも伝聞だが、調教師が跨っての単走はウッド。馬にとっても周りが見えない反面、集中力が高まってのフィニッシュだったそう。それに納得できるのは、1週前のポリで追走して外に合わせるハードなメニュー、最後まで揺るぎないフォームでの6F80秒2があるから。少々セーブ気味で臨んだ年明けとは一変しているということ。成長余地の残す反面、伸びしろが計り知れない馬。少なくともアルアインとの逆転は視野に入れて良い。

そして、狙いはやはりこの世代。右回りがネックとの見方に逆らうつもりはないが、スワーヴリチャードに一日の長がありそう。コーナー6回の有馬記念でも窮屈になるシーンがあっての0秒2差。中京で折り合いに苦労する面を見せたが、そこでガス抜きができただろうし、積極的にレースを引っ張るタイプ不在の今回、早目先頭でラチを取ってしまえば押し切れる。機を見るに敏なデムーロならそのイメージを持っているだろう。

2週目を迎える中山メインは、土曜のダービー卿CT。前年の上位2頭がエントリーしているほどだから相応のレベルにあるGⅢ。しかし、いずれもトーンが上がらない。確かに、ロジチャリスの前走は明らかな叩き台。が、位置取りは悪くなくても伸びる気配を一切感じさせないままの8着で体のハリに関しては実戦を経てもそのまま。冒頭の理由で追い切りの詳細は不明だけに決めつけるのは避けたいが、そこでの変り身とブリンカーでどこまで、といったところ。モヤの晴れた時間帯にウッドの向正から行き出したキャンベルジュニアはスランプに喘いでいる現状。直前のしまい重点は定石通りだったとしても全身を存分に使えていないのだ。1馬身先着のラスト12秒2、それを額面通りには受け取れぬ。

ここはグレーターロンドンの巻返し。暮れや2月・府中は天皇賞の反動から立ち直れない状態で使ったことが全て。ただでさえ歩様が硬いのに加えて、メリハリのない体つきで、稽古が実になっていなかったのだ。対して、在厩での調整だった今回は、1週前の段階で渾身の4頭併せを消化。抜け出すまでにタイムラグがあったのは6Fからのハイラップゆえ。ゴール間近では本来の豪快なフォームを取り戻している。一本芯が通ったと実感させる馬体のハリ、強引に運んでも最後まで勢いを保てる中山マイルと大幅に好転。

ニューイヤーSが1年4ヵ月ぶりの実戦だったのがアデイインザライフ。それを使ったことで予想を上回る良化ぶりを示している。特に、ここ2週のウッドでは伸びやかなフォームに変わりつつある。中距離専門のイメージがあってマイルは[0.1.0.1]に過ぎぬが、上がりの速い競馬でこその馬だけに、通用しないとは言い切れぬ。

追い切りでこれのパートナーを務めたのが伏竜S(日曜10R)を復帰戦に選んだルヴァンスレーヴ。ソエで一息入ったが、芝を諦めざるを得なかったということで不幸中の幸い。当カテゴリーに特化させるのが今後の為になるからだ。少々手緩いのは承知。唯、放牧先での調整がスムーズだったと思わせる体つきの上に、良化を辿る古馬OPを圧する動きだったのが最終追いで、どこまでも弾けるような手応えでの1F12秒3。搭載エンジンの違いを見せつける

日曜メインの準OPはアクアラインS組が主力。そこではポケットに嵌って動くに動けなかったアッラサルーテ。前走を上回るウッド5F68秒1をマーク。加えて、3頭縦列の最後尾で先行したのはいずれもOP。脚色こそ劣ったが鞍上のアクションに即反応しての伸び脚は実にシャープ。ハンデ→定量で2キロ増も気にならぬ。1200の流れを1度経験したことでの上積みが大きいシーズララバイがライバル。

平場戦はまず日曜12Rの1000万下。暮れ以来になるナリノメジャーは好仕上がり。気の良いタイプで久々を苦にしないとしても持ち前の軽快な動きはひと際目を惹く。ラスト2週はウッドでの4F追いで直前に至っては上がり37秒7。コーナーに差しかかってからのスピード感は抜群で太目感がないのは、それだけ筋肉量が増したから。砂馬のイメージに適ってきた変り身があれば強気なレース運びでも勢いを失うことなくゴールに飛び込めそう

もう1頭、上原厩舎で推奨したいのが日曜6Rのロフティフレーズ。元々、稽古では目立っていたが、今回は上記のナリノメジャーを追走してこちらの行き出しは5F。にも関わらず、持ったままで先行する古馬をあしらったのだ。気性が勝っているだけに破格の時計には割り引きが必要だが、テンションが上がって軽目に終始したクイーンC時とは雲泥の差。また、相手が強かった分の9着。それには目を瞑れるほど立て直しが功を奏した結果の最終追い、自己条件ならアッサリ突破

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

 
  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line
閉じる 競馬JAPAN