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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2018年02月22日(木)更新

充実期に突入のウインブライトが主役

12頭に過ぎない中山記念だが、その密度は高い。東上する2頭にしてもGⅠタイトルを保持しているのだ。加えて、美浦組には上昇著しい馬が多数で筆頭に挙げたいのがウインブライト

最終追いのウッドでこそ控え目だったが、結果的には行き出しが6Fだったほどで勢いそのまま。特に、1週前の併せ馬では追走しながら外に進路を取るという、ハードなメニューを課せられながらも2馬身先着、3Fに至っては37秒3で実にダイナミック。当条件ならスプリングS勝ちがあるし、当時より厚みと柔軟性が増しているのだ。このコース、一瞬だけしか脚を使えなかった皐月賞と異なり、中山金杯では前目の競馬でしぶとさを発揮したように、坂+2000でも相応のレベルに達しているのだ。一気の相手強化も気にならぬ

連勝で臨んできたマイネルハニーは好調キープ。2週続けて余裕の手応えに終始できたのは馬体に実が入った故。唯、OP特別でリズムを崩さずに進められたここ2走とは状況が違う。何故なら、マルターズアポジーがハイピッチでレースを引っ張りそうだからだ。こちらは昨11月のGⅠ以来。とはいえ、併せ3本で先週などは並ぶ間もなく交わして1秒2の大差先着。しかし、ラスト12秒5と伸びたように受け取れる直前は内に刺さってのフィニッシュ。これは割り引きだし、やはり平坦がベスト。

昨年2着のサクラアンプレールは態勢を整えてきた。前3頭を追いかけた15日こそ反応が物足りなかったが、それでスイッチが入った模様。5F71秒0と追い切りの時計こそ目立たないが、気持ち良さそうに前肢を伸ばしたアクションで首を上手く使ったフォーム。ここ2走のGⅠ、特に有馬記念では大きな不利を蒙った。その鬱憤を晴らせるだけの仕上り

取扱いが難しいのがアエロリット。馬場に泣かされた秋華賞以来というのがポイントで始動が遅くなる事情(目の外傷)があったからだ。とはいえ、GⅠゼッケンを纏うに相応しい雄大でバランスの取れた馬体に牝馬とは思えぬパワフルな動き。最終追いは向正出しから気合いをつけた程度でも1F12秒4と、馬場コンディションが整った時間帯にしても貫録を示すには十分であった。しかし、最後までウッドで追い込まなければならなかったのは少々体が立派な為。坂路で仕上げるいつものパターンでない点、マルターズAとの兼ね合いもネックに。状況は楽ではない

場所替りになる関西は阪神がスタート。来月末のGⅠを意識させられる日曜・阪急杯がメイン。暮れの阪神Cで連勝が途切れたモズアスコットなどの明け4歳に胸を貸す立場がレッドファルクス。マイルCS8着以来となるが、当時は坂の上り下りのある京都外回りでそこは未経験。少々トリッキーになると武器を封じられるタイプだけに仕方ない結果。決め手を生かせる阪神内回りは追い風になろう。例によって最終追いに選んだのがDコースというルーティンワークで痺れるような手応えのままでラスト12秒1。鍵は別定58キロだけといったデキ

もう1頭注目したいのがディバインコード。併せ馬では1馬身遅れたが、0秒8も追走したのであれば納得が行くし、流麗なラインで気品すら感じさせる馬体が目を惹く。前走は1F長いマイルの上に、除外の影響で調整が難しかったにも関わらず0秒3差の大健闘。ベストの距離で立ち回りの上手さを生かせるコースなら大幅に前進

中山に戻って他の特別戦を。まずは土曜11RのアクアマリンSから。当距離に転じて2、3、3着と高いレベルを保っているロードセレリティが支持を集めるのはやむを得ない。京都でも捌き切れずに脚を余した結果だったからだ。遠征後の反動もなく4Fスタートの併せ馬で脚色優勢と良い意味での平行線。唯、背負い慣れたとはいえ、ハンデ57キロとなると勝ち切れるとまでは断言できぬ

そのライバルになり得るのが53キロのアッラサルーテ。年明けが初の1200で切れ負けといった印象。が、この距離特有の流れが未経験だったわりにスムーズに追走できたのが適性の証しだし、2週にわたって併せ馬でビッシリ追った点も上積みと捉えて良いのだ。引き締まった体でスプリント仕様に

同じ距離でも日曜10RのブラッドストーンSはダート。唯、1600万下にしては少々低レベル。それならばアシャカダイキで良いのでは。

現級入りしてからは振るわぬが、前走の京都で光明が見えた。そこでは粘り足りずに5着だったが、前半3Fが36秒を超えるペースで持ち味を生かせなかったことを思えば、漸く準OPに慣れたと言える結果。落差の大きいペースでこその馬だからだ。実際、一息入った後の臨戦だった暮れからの比較であれば馬体は引き締まっている上に今回の追い切りではOP馬相手に抵抗。確かに、脚色では劣ったものの、追いかけられる形になれば容易には抜かせない気性のアポロキングダムに対しG前でしぶとく追い詰めての併入という濃厚な中身。昨9月の優秀な時計は当クラスなど通過点といったレベル。そのポテンシャルを発揮する場が今回

最後に3歳戦で土曜の水仙賞。ピックUPすべきはマイネルキラメキ。初勝利がこの舞台だったという以上にこの中間の調教が素晴らしい。1週前の併せ馬では5F67秒3とこれまでの時計を大幅に詰めての3馬身先着。シャープな身のこなしで馬が変わってきた。長く脚を使えるアピールポイントとは別の次元に突入したということ。タニノフランケルを差し置いての◎で、本線は底知れぬ雰囲気を持つダイワギャバン。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。