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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年12月21日(木)更新

サトノクラウンがポリ追いで再発進

28日の木曜開催はあるものの、やはりファイナルを飾るのに相応しいのが有馬記念。美浦からのエントリーは3頭でサクラアンプルールは坂路オンリーだし、実績的にもどうか?

ということで、スポットを当てるのはコース追いの馬でまずはウッドのルージュバックから。2度目のハロー明けに向正出しでの5F追いだったから、牝馬の直前らしく感触を確かめる程度。とはいえ、ラストで促されると即反応の12秒2で外2頭を3馬身突き放した。重心の沈む見事なフォームだった以前には及ばぬが瑕疵はない。また、今回はここ2走と異なり、在厩での調整機関を短めに戻したことも付け加えておきたい。唯、どうにか誤魔化して間に合わせたオールカマーより距離が延びるとなれば手控えざるを得ない。

JCでは案外だったサトノクラウンが巻き返しを図る。道中で脚を使っての失速とはいっても1秒5差は負け過ぎで、目に見えない反動があったとしか考えられぬ。けれども、それに対するケアーが臨戦過程に見られるということならで立て直しが成ったと考えて良い。

確かに、1週前のポリでは好時計だったわりに追い出されてからモタつき加減だったが、目一杯に追われたことでスイッチが入った。逆に、最終追いでは先行馬を窺う態勢で迎えた直線、余力残しでの1F12秒2で測ったような半馬身先着。シャープな身のこなしが実に印象的であった。相手は阪神Cに臨むキャンベルジュニアだけにハイレベルな併せ馬と捉えるべきだし、調整パターンを変えたのは賭けではあってもその工夫に応える動きを見せたのだから本命候補として扱うべき

風格漂うキタサンB一色になりそうだが、夢を追うべきGPなら敢えて他も俎上に載せたい。サトノC同様、JCでは振るわなかったシャケトラの中山替りはチャンス。あとはスワ―ヴリチャード。ここにきて上の世代を凌駕してきた斤量利のある3歳、左回りオンリーと見做すのは早計。

2場開催に戻っての関西メインは土曜の阪神C。前年2着だったイスラボニータ、ワンテンポ早く先頭に立った分というデリケートな差だった上に、当距離はそれが初だった。むしろ、1400がベターと思わせるレース振りなら有力視が妥当。脚を温存する必要のあるマイルでは不測の事態に陥り易く、それは前走然り安田記念でも。

追い切りはラッシュ時で他厩を含めると7頭が入り乱れる直線だったから、上手く噛み合わずに単走の形になったが、楽々と5F67秒7をマーク。直前まで馬を追い込む必要がなくなった部分はあるし、前肢が綺麗に伸びたフォームも相変わらず。実績通りに評価する

キャンベルジュニアを見限ってはいけない。サトノCのスパーリングパートナーといった位置づけだが、僅かな遅れも余力残しで自身はシッカリと伸びている。前2走は馬場に尽きる上に気性的に1400は絶対に合っている筈

あとはアポロノシンザン。4度目のハロー明けに3頭併せ。確かに、先着して当然の相手だったがスピードに乗ってからは独壇場。中間、肩の出が少々硬くてピッチが上がらなかったが、馬体は引き締まっていた上に直前で強く追えたのだから心配無用。元より気性で走るタイプ、2走前に完封したビップライブリーがいきなり重賞で通用したことも根拠のひとつ。

GⅠウィークで通常より特別戦が多く組まれている中山からはまず土曜11RのグレイトフルS。昨年の覇者ステイパーシストが巻き返しに意欲的。前走で人気に反したのは府中。馬体も萎んで見えた。対して、今回は丸味帯びた体を駆使したアクションに加え、最終追いはDコースをチョイスして行き出しは6Fというのだからひ弱さ解消。得意のコースなら

唯、ここは3歳か。前走が同じ菊花賞だった関西馬を逆転しようと目論むのがマイネルヴンシュ。水野厩舎らしくしまい重点の繰り返しだがリフレッシュ効果は目に見える形だし、全身を使った小気味良い動きが印象的。とても合うとは思えぬ馬場だったGⅠでも強気の競馬で4着。成長度で頭ひとつリード

同じ芝2500で有馬当日の1000万下がグッドラックH。ここはチャロネグロで決まり。京都ではひと伸びが利かずに3着だったが、大きく体を使って動くタイプだけに少々重い馬場が足を引っ張ったし、勝ち馬が直後に準OP突破というレベルならエクスキューズは成り立つ。しまいは確実に伸びる馬で長距離使用の搭載エンジン。加えて、単走ながら6F84秒0の長目追いを敢行して最後まで揺るがぬフォームで全身から発するパワーを実感できた。9月の同条件より1キロ重い55キロのハンデになるが、当時は登録のあったセントライト記念をスキップせざるを得ないほど仕上げが思うままにならなかった。その状態でも0秒1差に過ぎぬ際どさ。このクラスはアッサリ通過しなければならない

最後に土日ともに8Rに組まれている特別戦を。土曜・舞浜特別は1000万下のダート1200。コース適性、能力、直近の成績と三拍子揃ったシェアードが準OP再進出にリーチ。中2週になるが順調に乗り込めているし、追い切りの先行併入にしても同格の内は絶好調を誇る馬。5F69秒を切って弾力性のあるフットワークなら好調は間違いない

しかし、ここで狙いたいのがダノンハイパワー。今回は初ダートになるが、動き自体はパワフルで捌きが少々硬いから路線転換で新味を出せる筈。古馬との対戦になってからは振るわぬが、1400でも距離の長さを感じさせたのが6月の府中で、前走などは進路を確保できないまま馬なりでゴールというのなら度外視。しかも、バランスを欠いた造りでスムーズさを欠いていた状態。スムーズに歩を進められる中間から今回でリフレッシュが成ったと判断

日曜・クリスマスローズSはラストプリマドンナ。前に壁が造れずに終始掛かり気味だった前走でも押し切ったようにポテンシャルは相当。しかも、追い出されるとバランスを崩したように道悪が足枷にもなっていた。確かに、まだ成長の余地を残す馬体で完成度ならこれを上回る馬多数といった様相(中間ビシビシ追われているリンシャンカイホウを始めとした9月・カンナ賞組)だが、回転の速いフットワークで数字以上のスピード感。気性的にも1200なら更にといったタイプで直前でも5F追い敢行と稽古の質もUPしている。 。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。