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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年11月30日(木)更新

チャンピオンズCはJBC組から

暮れの名古屋を賑わすGⅠとして定着しつつあるチャンピオンズC。その傾向が物語っているのは、実力馬が交流重賞に流れることを止められぬ現状で、JBC組優位の構図は変わらぬまま。

となると、主役を張るのは連覇を狙うサウンドトゥルー。去勢効果は気性面だけでなく、息の長い活躍も見込める定説通り。外を回ってのロングスパートで勝ち切った前走が圧巻。行くところ行くところ前が開いた昨年に関しては‘嵌った’といった印象だったが、今や本物。中間、シッカリと坂路で乗り込まれているし、最終追いの坂路54秒7にしても時計を要するコンディションだったというのなら心配無用

主力をJBCから抜粋するのであればミツバが面白い。大井でのサウンドTの抜け出しを演出したのが、同馬の捲りだったにも関わらす、最後まで食い下がったのは立派。コーナーの緩やかな左回りはピタリのイメージ。下馬評が低すぎるのではないか

あとはグレンツェント。本来なら今季のランクUPがあって当然の馬。が、フェブラリーSを回避してドバイを目標にした辺りから歯車が狂った。見切りをつけたのも頷ける。フックラとした体で臨んだ復帰戦の大井は目算通りの5着と言えよう。今回、始動は少々遅かったが最終追いでは馬なりでの併入。3頭で綺麗に隊列を組んだ中、最後尾から内を掬ってのラスト12秒6で、小気味良い捌き。稽古駆けしないタイプという点で割り増しできるのだ。また、忘れてはならぬのが東海Sでの鬼脚。コース適性も大きなフォロー。

加藤征厩舎のもう1頭がノンコノユメ。こちらはグレンツェントの直前に単走での5F追い。外ラチ沿いにコースを取って感触を確かめる程度だったから1F13秒9は許容範囲。前残りだった武蔵野Sで0秒4差と脚を使えたことは収穫だったし、テンションを上げない目論見があっての内容だったから納得。しかし、輸送がネックだったとしても、闘争心溢れる走りが売りで、それが破壊力に繋がっての3歳時(一昨年のこのレース2着)ではなかったか。当時の勢いには及ばぬ。

GⅠを皮切りにラスト3週となったローカル、今週の中京でピックUPしたいのが栄特別のエスティーム。以前は追い出されて少しでも苦しくなると体を持て余す面が。それでも、芝の中距離では大崩れがなかったことが非凡と言えば非凡。一叩きで臨んだ京都では強敵相手に粘り腰を発揮しての3着だった上に、実績のある左回りに替る。追い切りでは同厩の他3頭とともに正面からウッド入り。リラックスした道中から外目にコースを取るとバランスの良い走りで余裕綽々。大きく追走した最内に2馬身と迫られたが、それがOP。関係者がもっと先を見据えているからこそのメニュー

対する中山メインは土曜のステイヤーズSとなるわけだが、馬券としては妙味のないレースで絞るしか手がない。勿論、中心は3連覇を視野に入れているアルバート。確かに、AR共和国杯は案外な伸び。が、58.5キロのハンデが脚勢を鈍らせたと結論づけて良いのではないか。威風辺りを払うといった貫禄こそないが、無駄を削ぎ落とした体つきで如何にもマラソンランナーといった風情。これまでの秋2戦にしても状態は良かったのだから、微調整程度で十分な中間、しまい重点だった最終追いにしても上昇気流に乗る準OPとの併入で四肢に力の籠ったフォーム。昨年同様の57キロなら取りこぼせぬ

相手の一角にはプレストウィックを挙げたいが、昨年の当レースでは最後で脚が上がらなくなった。朝一番の3頭併せで内から豪快に抜け出したように充実しているが、マックスに達するのはローカル。やはり本線は実績を素直に受け止めてフェイムゲーム。海外遠征や去勢と紆余曲折があって一旦は沈みかけたが、今春には目黒記念を制したように老いて盛ん。上がりの速い競馬だった京都大賞典でも10着とはいえ、1秒に満たない差だったし、久々に右回りを経験させたのが今回への布石。宗像厩舎だけに、4F54秒9と目立たぬ時計だったが、はち切れんばかりの体を誇って確実に上向いた

日曜の中山は注目馬が目白押しでまずはラピスラズリSのナックビーナス。前走で2着と及ばなかったが、初の直線競馬でもシッカリと脚を伸ばせたように懐は深い。しかも、今回は抜群の安定味を発揮している中山1200なのだ。内目とはいえ、先週のウッドでは3F38秒を切る好時計をマーク、前走時より厚みの増した馬体を駆使してのフォームには目を惹かれたし、直前のポリでは回転の速いフットワークで5F64秒5。登録のあった京阪杯をスキップ、仮にそこを選んだとしても好勝負になったと思える能力の持ち主ならここは組みし易し

ここからは冬場に相応しいダート戦でまずはチバテレ杯のスペリオルシチー。ダートに転じての快進撃は夏・新潟で示した通りで抜群の適性ぶり。むしろ、何故もっと早くこの路線に転じなかったのかと惜しまれるほど。また、ここ前走ではコーナーワークにも格段の進歩を見せた上での5馬身差、ととどまるところを知らない。

4度目のハロー明けに登場したウッドでは外目に持ち出して最後までビッシリ。5F69秒7と前週より遅い時計だったのは単走ゆえで、馬格に似合わぬパワフルな動きで太目感は一切なし。芝に拘っていた時期には中山を経験して瑕疵のない走りを見せていただけに、コース替りにも不安を覚えぬ

続いて日曜8Rの500万下。ここは高木厩舎のブランメジェール。スタート地点が芝の短距離ダートが最適で満を持しての臨戦。夏の新潟で2勝目を挙げるつもりだったろうが、一頓挫。しかし、先月上旬からの仕切り直しでオールウッドのしまい重点を繰り返して抜群のスピード感がダイレクトに伝わってくる。前開催の時点でも使えたほどの仕上がりでパワフルな動きには再三目を奪われた。小細工なしで乗り切れる条件ならワンランク上

最後に日曜5Rの新馬戦。何と言ってもメジャーラプソディのデビューが目玉。田村厩舎だけに好時計連発には驚かないが、質の高さは折り紙つき。ここまでの過程でも古馬を相手に追走して一気に抜き去る3頭併せがあったし、直前でも持ったままでのラスト12秒4。バランスの取れた好馬体は血筋に裏打ちされている上に、上と違って厚みがある。ダート路線での出世は間違いないところ。

1週前に併せて1馬身の遅れ、最終追いも4F55秒0と目立たぬ時計のモンドグロッソだが、調教量は十分で太目感なし。相手なりに走るしぶとさで中距離の実戦なら稽古とは一変する可能性は十分。同じく穴っぽいところでスガノゴールド。併せ馬での遅れはあるが、そのムラッ気は若さゆえで身体能力は高い。着実に時計を詰めている点に好感が持てるし、追っての味も。砂を被らぬように進められれば大駆けがあり得る

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。