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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年11月09日(木)更新

GⅠゲットに向けて待ったなし ルージュバック

再び口火を切るGⅠシリーズはエリザベス女王杯から。残念ながら関東馬のエントリーは3頭のみで、距離不適なウキヨノカゼ、直前のポリでは15~15程度のクインズミラーグロでは俎上に載せられぬ。ルージュバックの双肩にかかっているということ。

外厩に委ねて美浦では感触を確かめる程度という、長らくのパターンを変えたのが前走。今回も1週早く入厩しての調整。唯、関西への輸送があるから実質の追い切りは先週の6F追い。とはいえ、直前は3頭併せ。最後尾から内にもぐり込むと重心を沈めた見事なフォームで測ったように先着。3分処とはいえ3F37秒1でも馬なりだから凄い。

確かに、全身まさしくバネといった形容は当て嵌らなくはなってきた。昨年、毎日王冠→天皇賞と歩んだ際には研ぎ澄まされた印象が強かったからだ。反面、重厚感が増したとの見方も。巧みな立ち回りでステファノスを振り切ったオールカマーは、それがあればこそ。少なくとも、思惑通りのローテーションで臨めなかった一昨年とは違う。当時より質が高いメンバー(特に、斤量利のある3歳が古馬勢の足元を掬いそうな雰囲気)でも初のGⅠタイトルを視野に入れているのは間違いない。

府中は暮れの中京に向けての武蔵野Sが土曜メイン。交流重賞に一線級が集結しがちという最近の傾向を鑑みれば、同じ左回りの南部杯をベースにすべき、という見解を否定する気はない。唯、今年のそれは決して厳しいレースとは言えない分、素直に受け入れるつもりにもなれぬ。ここはサンライズノヴァ。上の世代との初対決だった前走で次元の違いを見せつけたからだ。しかも、久々で未経験の距離、位置取りも良いとは言えない中で、だ。マイルでの爆発力はユニコーンSでの4馬身差が示す通り。56キロの別定重量も気にならぬ。

この相手本線というより、どうにか逆転まで漕ぎつけないかと思っている馬がロワジャルダン。サンライズノヴァ以上に前走の距離は合わない筈なのにシッカリと脚を使っての0秒6差。加えて、リフレッシュの効果が見受けられたとはいえ、全体にバランスを欠いていたように態勢が整っていなかったという側面も。本来ならその反動が心配になるのだが、むしろ急上昇。Dコースの併せ馬では5F67秒9で余裕綽々、捌きの力強さとスムーズさで今季一番と言って良い動きなのだ。決め手比べの展開なら更に。

一昨年に58キロでこのレースを制したノンコノユメは2月以来。けれども、ブランクを全く感じさせぬ引き締まった体。そもそも、調教で目立つタイプでないから、1週前の遅れや、先行しての併入で5F69秒5に過ぎなかった最終追いを気に病む必要はない。予定していたメニューを消化できたという点に着目。今回の休養は、昨秋からの伸び悩みを脱するきっかけになるのでは

OPに再昇級した6月は案外だったゴールデンバローズ。鼻出血明けを好時計で勝った反動から少々手加減した稽古。二走ボケもあったのでは。それ以来となるが、1週前に6F追いをこなしてスイッチオン。はち切れんばかりのハリが蘇ったのだ。唯、こちらの期待が大きかったこともあって2歳にアオられた最終追いでトーンダウン。最後の△に引っかかるかといった程度。

日曜メインはOP特別のオーロCになるのだが、今ひとつ食指が動かぬ。ビッシリ追って1秒2の大差先着だったトウショウドラフタは調教大将に相応しい迫力だったし、脚色劣勢だったにしても相手がイスラボニータであれば感心できる内容のディバインコードと、好調馬がいるにはいるが、いずれも案外な信越S組となると?それならが福島開催で唯一の重賞、福島記念をピックUP。

実績ではマイネルミラノ。捨て身の逃げを打った前走でもあわやの4着で、それが中央場所でのGⅡであれば相応の評価が不可欠。追い切りは5F73秒0と軽目だったが、輸送を控えているということ、伸びやかなフォームであったなら心配無用。けれども、58キロでは如何にも分が悪い。

それならば、同じオールカマー組でブラックバゴ。そこでは上がり最速の33秒4。京成杯2着と同じ距離だし、ノド手術によって存分に稽古を消化できるようになった。最終追いの半馬身遅れにしても仕掛けを遅らせて1F標識の地点でもまだ後ろ。そこからの身のこなしは豪快でもっと早くスパートしていれば11秒台も可能だったのでは。

唯、真打ちはサンマルティン。小倉記念以来となるが、気性の勝ったタイプで実戦が近づけば自分でスイッチを入れるタイプ。現に、抑え切れぬほどの道中をどうにかセーブした直線では躍動感溢れるままのフィニッシュ。内ラチ沿いとはいえ3F37秒1の好時計で。確かに、頭の高いフォームだが、それでも伸びるのが身体能力の高さ。少々乱暴なレース運びでも押し切れるローカルは最適

府中の他では2歳戦を。まずは特別のオキザリス賞でダークリバルサーの連勝が濃厚。血筋から注目されて当然だったが、デビュー戦は緩さの残る体つき。にも関わらず1分24秒1の好時計だったから感心しきり。勿論、走りに力の籠ったタイプだから良馬場のダートとて足枷にならぬ。最終追いに至っては3走併せを敢行し最外のOPと併入。脚色こそ劣ったが1F12秒5なら伸び◎と見做して良いし、一叩きで体の線もシャープに。

同じ土曜で同じように取りこぼしが許されないのが4Rのレピアーウィット。武蔵野Sに触れた際、復活を期すゴールデンBへの期待が萎んだと記した。その要因になった併せ馬が追い切り。確かに、先行したアドバンテージはあったものの、直線に入ると気合いをつけた程度でOPを3馬身置き去りに。元々、素質のほどは窺えていたが、2歳とは思えぬほどの筋肉の盛り上がり。今回の休養が急激な成長を促したということ。ハミをシッカリと取って反応できるようにもなって走りが安定したのだ。従って、1F延びる今回は本来のポテンシャルを如何なく発揮できそう

土曜5Rの新馬素質馬揃いで興味深い。中でも手塚厩舎のバトルマイスター。3週にわたって消化した3頭併せの質が高いからだ。特に、OPベストマッチョと互角の動きだった直前で能力を再認識。コロッとした体型だけに第一印象でガツンと惹きつけられるということはないが、首から肩にかけての厚みは典型的なパワー型のそれ。センス◎のスウィングビートとの一騎打ち。

日曜は6Rのレイヤーハート。木曜の最終追いこそ控え目。正面から併せ馬の態勢で進んだが結局は追いつかずに単走扱い。唯、首差しが綺麗でシャープな捌き。反応の鋭さは1週前の1F12秒5が示す通りで、本数の少なさは気にしなくて良いほど仕上がっている。 。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。