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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年10月12日(木)更新

初の2000でもアエロリットを指名

オークス馬不在の秋華賞ということで混沌とした様相だが、京都内回りの2000なら底力より俊敏性に重きを置いて良かろう。ならば、今回が初距離となるアエロリットでも間に合う。

最終追いは春同様に坂路。変則日程で輸送を控えている為に水曜に4F52秒4。青写真通りと言えるし、実質の追い切りは先週と見做すべきだろう。その動きが圧巻。勿論、格下相手だったから内容的に遥かに優って当然なのだが、6Fの好時計に加え、鋼のような筋肉を纏った体を駆使しての豪快なアクションには脱帽せざるを得ない。

札幌での馬体増が成長分ということを実感させた。そのクイーンS、無理に抑えるより馬自身のリズム優先で逃げの手に。とはいえ、全くピッチを落とさない1000m通過が58秒3。にも関わらず、歴戦の古馬に影を踏ませなかったのだ。1F延長といっても前走以上の芝コンディションならNHKマイルCで見せつけたスピードの持続性が更に発揮される筈

他の関東馬も水曜追い。1度目のハロー明けに単走での長目追いだったブラックオニキスはスランプを脱した模様。春よりフックラとした体つきだからだ。唯、紫苑Sを見る限り、勝ち馬との隔たりを埋めるのは容易くない。

GⅢに昇格してからの紫苑Sはそれ以前よりGⅠに直結するようになったから、あながちローズS断然優位とは言えない。勿論、そこでTRに相応しい仕上げでも勝ち切ったディアドラは首位を窺うポジション。となれば、それにハナ差まで詰め寄ったポールヴァンドルにも警戒が不可欠。パワーを感じさせながらも線の細さを打ち消せなかった休養前より腹目とトモに厚みが出たからだ。だからこそ、直前でも6Fでパートナーを1秒追走するハードなメニューでも馬なりでのラスト12秒8。滞ることのない滑らかなフォームで首の使い方にも進歩が窺える。気質としてはマイラーだがユッタリとした胴で2000でもTRのように脚を矯めれば弾ける。アエロリットのライバルとして取り上げて良い

3戦3勝のリカピトスが底知れないのは確か。ひ弱さと背中合わせだけに間隔を開けざるを得ない上に坂路オンリー。勿論、出走するからには関係者を納得させる仕上げであろうが、これまでの3戦は負担をかけずに追走できるスロー。ハイテンションで進むのが恒例の秋華賞では経験不足を露呈しそう

同じ牝馬戦でも府中は古馬。土曜の府中牝馬Sは関西勢に場所を貸すだけになりそう。何せ、ドバイを制したヴィブロスは昨夏・中京での圧勝が物語るように、左回りなら更にポテンシャルがUPするし、ヴィクトリアMでGⅠ獲得のアドマイヤリードは1800に対する適性を持ち合わせている。調教リポートということで、水曜のウッドで5F70秒3と目立たぬ時計でもダイナミックなフォームだったゲッカコウの上昇度を強調したいが、力差は如何ともし難い。

その日の注目はプラタナス賞というのが衆目の一致するところ。デビュー戦、当欄で取り上げたルヴァンスレーヴが登場するからだ。そこでは同厩の一世代上、エピカリス並みと評したが結果もその通り。一旦緩めたが、帰厩後には6F追い3本で非凡さがダイレクトに伝わってくる。最終追いこそ2秒以上先行しての1馬身遅れだったものの、相手は波に乗る1600万下となれば、濃密なメニューと見做して良いし、むしろ馬なりのままラスト12秒5と伸びたことに着目すべき。

土曜10Rの準OP戦も好メンバー。水曜に追い切ったロードセレリティは4F52秒7、前を行く2騎を並ぶ間もなく3馬身突き放したから好調は間違いないところ。四肢を気持ち良さそうに伸ばすフォームが実に綺麗なのだ。反面、少しでも下が軟弱だとバランスを崩し易い。下り坂の週末、天気次第になる。

それならば、昇級戦になるスターオブペルシャか。木曜2度目のハロー明けに向正からウッド入り。最初は併せ馬の態勢かと思わせたが、結局は単走で5F69秒1。シャープな身のこなしという点が強調できる上に、徐々にペースUPしてラストもスムーズな加速。つまり、鞍上の意に沿うことができたのが去勢の効果が覿面だということ。本格化を感じさせる今ならあくまでも通過点

日曜の赤富士Sはダートの長距離戦。実績重視なら降級2戦目のマイネルトゥラン。水曜の遅い時間帯に正面から馬場入りして行き出しは5F。格下を含む3頭併せだったから、脚色優勢は当然のこと。唯、体の線がシャープになって叩いた効果は絶大。西下した前走では高速ダートで分が悪かったにも関わらず、5着と崩れなかった。条件替りが何とも心強い

このライバルがプリンシアコメータ。というより、ハンデ54キロなら逆転も視野に入った。木曜の追い切りはモヤの中で道中の詳細は不明。しかし、矢野英厩舎だけにしまい重点だろうし、もう強く追う必要がないほどの乗り込み量に体つき。中山の最終週に抽選除外と既に態勢が整っていたぐらいでその後は微調整程度で十分といった段階。しかも、ダート2100に転じてからの3戦で1走ごとに内容良化。このカテゴリーでは底を見せていない

今週からスタートする新潟からは日曜・信越Sを取り上げる。納得のトップハンデがトーキングドラムで当距離でのGⅢ勝ちがある上に、メンバーの質が高かった京王杯SCでも0秒4差。ピンポイントの1400なら力量は上。春後半にトーンダウンしたのは使い詰めの反動でリフレッシュ効果もある。先月下旬までは反応が鈍かったが、ここ2週では稽古駆けする僚馬を相手に一歩もヒケを取らぬ動きと復調急。初コースになる新潟にも不安を感じぬ

同じく水曜追いだったのがリエノテソーロ。オールマイティさが同馬のアピールポイントではあっても、やはりGⅠ2着のある芝でこそ。唯、4Fスタートの追い切りでは気合いをつけられてからギアUPするまでにタイムラグが。本来のデキには及ばないのでは。

実績では先の牝馬に譲るがディバインコードが絶好の動き。確かに、内のGⅠ馬に脚色こそ劣ったが追い出されると重心が沈む見事なフォーム。この走法が可能になったのは体に幅が出た故で進境著しいということ。古馬相手でも

あとはアポロノシンザン。開幕週の内回りとなればスピード最優先、強力な同型不在でもあって再びマイペース。木曜の深いモヤの中での3頭併せでは最外で痺れるような手応えのまま先着と迫力満点。この勢いを素直に受け止める。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。