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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年08月03日(木)更新

レパードS ◎はエピカリス以外から

3歳限定のダートGⅢとはいえ、今後には上の世代との対戦も控えている時期。重要なポジションにあるレースであるのは言うまでもない。特に、ここを復帰戦に選んだエピカリスのエントリーで例年以上の盛り上がりを見せている。

何せ、国内では4戦して無傷だし、ドバイでもハナ差の惜敗と類稀な能力の持ち主。美浦入りして日が浅いが大向こうを唸らせる動き。3頭併せだった直前でも行き出しは6F。縦列の真ん中だったが、14秒3の入りで道中も緩める気配はない。鋼のような筋肉に纏われた体を存分に使った直線では2頭の間から豪快に抜け出しての1秒先着だったから文句なし。唯、米国で取り消し→検疫を経ての過程が気懸かり。実績に敬意を表すのが妥当なのだが、今回に関しては敢えて○に落としてみる。

調教スタンドからの視線を一身に集めるエピカリスの2組前に追い切られたのがサンチェサピーク。5F69秒1での1馬身先着だったが、速い時計を必要としないのが加藤征厩舎だから気にならぬ。むしろ、前走よりダイナミックなフォームで一息入れたことによってパワーUP。府中マイルでの好時計勝ちが評価できる上に、追走に余裕が生まれる1F延長で更に。およそ二分の一の抽選をくぐり抜ければ是非印を回したい。

確実に出走できる関東馬の中で面白いのがスターストラック。確かに、1000万下突破の函館は52キロの軽ハンデだった上に、有力馬の出遅れでレースが壊れた利を突けた。けれども、安定したレース振りで着差以上の強さ。なるほど、以前の角張ったシルエットが洗練されたし、首を上手く使った走りに様変わり。追走して併入だった5F70秒0の追い切りにしても力強いかき込みで追えば追うだけ伸びる雰囲気。加えて、平坦のローカルで開眼となれば、新潟でも注目に値。

初ダートになるイブキが最大の惑星。新潟2歳S後に順調さを欠いた経緯が尾を引いたから2勝目マークの中山や青葉賞でさえ完調を言えなかった。対して、一息入れた今回は馬体の造りからして一本芯が通ったよう。併入でのラスト12秒6は余裕綽々。少々硬めの歩様だからパワーがダイレクトに地に伝わる感じで、トモが丸味帯びている点でも明らかに成長。上昇度と条件替り、舞台装置は整った

今週の新潟はダート主体で土曜のメインも準OPのスプリント戦。レースの行方を占う意味で重要なのがスミレの仕上がり。OPでは期待に反したが経験不足もあったし、当日のパドックではいずれも萎んだ印象。それが精神面の脆さに繋がったわけだ。今回、リフレッシュしての臨戦で太目感はない。併せを計3本こなしているのであれば量的には十分と言えるのだが、4F54秒2での先行併入だった最終追いが少々迫力不足。また、末脚に賭けるタイプでも自身の追走に負担がかかるとなし崩しになる心配が。従って、前後半の落差が大きくなる新潟で降級馬という看板を全面的に信頼するのはどうか?

それならば。着実な良化を辿るドリームドルチェを上位に。慣れぬ芝だった福島で一瞬は伸びかける競馬での0秒5差。間隔を詰めた方が安定する馬で、Dコースの併せ馬では3馬身追走の態勢から痺れるような手応えに終始しての5F67秒6。弾力性のある身のこなしで得意コースに向けての態勢は万全

唯、ここはハンデ戦。軽量馬にも目を配っておくべき。特に、北海道帰りの2頭。プレシャスエースに関しては坂路追い(51秒9)だったから状態面に関しての評価は避ける。しかし、春・中山での連勝時、現級での12着はいずれもトップフォームに戻っていない段階。前走で芝を使えたこと自体がパンとした証しで52キロでの平坦ダートなら残り目十分

あとはボンボンキャスト。芝でアウトという走法ではないが、ポジションを取るのに苦労しては二束三文。とはいえ、一息後で直入という状況でも0秒4差に過ぎなかったのが前走で手応えを掴んだ。叩いた上積みは当然ながらあるし、伸びやかなフォームでの4F53秒8がその証しになっている。昨秋の当条件では1分11秒1の好時計があるようにピンポイント。ダートであれば自在味もある。

まだ続くダートでの推奨馬、日曜7Rのアルーフクライに取りこぼしはあり得ぬ。降級4歳が想定段階で1頭いるが、それに対しては前走で勝負付けが済んでいる。また、中間はセーブするどころか、調教のピッチを上げてさえいるのだ。4F54秒9と時計は平凡だが、前2頭の外に進路を取るハードなメニューを難なくこなして成長を実感。パワフルな反面、器用さに欠けていたのに福島では小回りを難なく消化。以前より走りがスムーズになったからこそで、100mでも距離が延びるのは大歓迎だし、左回りもプラス

日曜12Rはバナナボート。前走は大きく退いたが暮れからの使い詰めだった上に中1週で軽目。調子落ちと消極策、二重苦があったのなら度外視して良い。一息入れた今回はフックラとした体で帰厩、Dコースでの5F66秒2は実にシャープな捌きであった。殊に、スピードに乗った半マイルからが圧巻。完全に立ち直った

特別戦では土曜の信濃川特別。レパードSで注目していたスターストラックの直後に追われたブラックプラチナムにとって昇級の壁はない。垢抜けたシルエットで使う毎に鋭さを増す動き。そもそも、長期のブランクさえなければ、もっと上にランクされていた筈で楽な手応えでの追走併入、5F67秒9という密度の高さが奥行きを裏づける。上がりが速くなる新潟なら更に

これに対抗するのが3歳で関西馬のキセキは強烈な末脚がアピールポイントで底知れない部分を持つ。美浦からはビービーガウディ。福島のGⅢでは周りを固められて動くに動けず。小回りでは窮屈にならざるを得なかったわけだ。決め手比べでの持ち味発揮は2走前が示す通りで、最終追いを除いてはウッドで入念な調整。その一連で前走の後遺症なしと考えた。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。