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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年07月26日(水)更新

格上挑戦でも51キロならレジーナフォルテ

6週というロングランの新潟、開幕を飾るのが名物レースとして定着したアイビスSD。特殊な条件だけに適性が何より優先されるのは言うまでもない。ということなら、春にOP特別勝ちを果たしたフィドゥーシアが支持を集めるのもやむを得ない。未経験だった直線競馬で10秒台のラップを3回刻みながら着差以上に余裕があった上に、斤量は同じ54キロ。経験値もUPした今回は更に。

その韋駄天Sで2着だったのがシンボリディスコ。坂路専用馬で詳細は不明だが、2年前の当レースで連対を果たしているほどだから照準を合わせてきたに違いない。しかし、前走からの1キロ増しではフィドゥーシアとの差が益々広がりそう。

関東馬での注目はコース追いから。4Fスタートで1000万下のパートナーに余裕で1馬身先着だったラインミーティアは確実に調子を上げている。唯、この距離でも脚が一瞬しか使えぬ馬で注文がつく。全てが噛み合っても善戦止まりといった気がする。

それならば格上挑戦になる3歳レジーナフォルテ。確かに、福島の1000万下はそのクラスなりの時計。が、一本調子だった以前を考えると想像を遥かに超えるパフォーマンス。ローカルに対する相性だけでは片づけられないのだ。

馬体に実が入ったことで守備範囲が広がったということ。今回も単走だったが、徐々にピッチを上げる目論見通りの追い切りで直線は外ラチ沿い。負荷がかかるメニューを楽々とクリアーできた上に、前回時より2秒以上速い5F69秒3。未明から降り始めた雨の影響を考えれば価値は更に上がる。2歳時の初勝利が当条件でのレコード。51キロも大きなフォローとなる。

他でまず取り上げたいのが土曜・古町特別。1000万下とはいえ多士済々、ここで揉まれたことが後々の糧となりそうだからだ。降級2戦目になるストーミーシーは長目追い。最後の最後に大きく先行した僚馬に追いついたが単走扱い。けれども、噛み合わなかったというより、しまいを存分に伸ばす意図があってのメニューで1F12秒3の鋭さ。厚みのある体を余すところなく駆使したフォームで状態は間違いなく◎。あとは仕掛けのタイミング。

ペルソナリテは3分処といった内目だったから、5F68秒2は額面通り受け取れぬ。唯、キビキビした身のこなしで体を大きく見せている点には好感が持てる。再び活気を呈してきた段階での平坦は好材料。それでも、立ち回りの上手さを本当に生かせるのは内回りの1400か。

降級組ではニシノジャーニーに一番の魅力を感じる。現級勝ちは凡戦を制しての結果だから、それ自体は評価できぬ。しかし、末脚に賭ける競馬をマスターしつつある段階だったし、1F長い1800で勝ち切ったことに価値がある。ホームコースのポリでは糸を引くような伸びを見せて調子には太鼓判が捺せるし、新潟は1勝2着1回と得意。少なくとも、稽古がやけに軽いショウナンアンセム、軟弱なウッドが合わなかったにしろ、2歳に2馬身遅れたナンヨーアミーゴといった人気処よりは上。やはり、新潟替りが後押しになるナヴィオン(こちらは坂路だったが)との二者択一か。

土曜メインは準OP戦。夏場だけに頭数が揃わないのは仕方ないが、展開上の鍵を握るケンホファヴァルトが札幌と両睨みだけに、想定段階でレースの様相を掴むのが困難。唯、久々になるマローブルーが最終追いの3頭併せで間に合った感。休養前には馬体を減らしていた分、回復がメインテーマだった為に1週前までは少々緩かったが直前でシャープさが増した。年齢を重ねて詰めが甘くなった分、外回りの2000が鍵になるが上位進出は間違いないところ。

ここ2走で復活の兆しが窺えたレッドルーファスだが、ハロー明けの併せ馬で先行しながら格下に脚色劣勢とちょっと感心できない。それならば、52キロのロッカフラベイビー。現級での実績としては劣るが格上挑戦だった福島牝馬Sでもコース取り次第ではもっと差を詰められた筈。ここで家賃が高いということはないのだ。しかも、3月の中山がピークで上り目としては一息だったから今回の休養はプラス。現に、5F70秒を超える鹿戸流だった直前にしてもシャープな捌き、馬場を考慮すれば68秒台と見做して良い。決め手比べは望むところ

掴み処のない500万下で紛れの多い内回り。難解さに拍車がかかるのが日曜の新発田特別。その分、人気も割れそうで妙味はある。降級の利があるショコラーチは3頭併せで2馬身遅れ。とはいえ、他厩馬がたまたま絡んだだけで相沢厩舎だけで見れば追走しての併入で5F68秒7と十分。トモの薄い馬で中山では二束三文。従って、1000万下頭打ちになったわけではない。リフレッシュ効果を実感させる馬体の造りに動き、ここ目標は明らか

◎候補には3歳も加わる。特に、入念な乗り込みで臨むウィンドライジズ。4月以来となるが、併せ4本で仕上げに抜かりなし。特に、追走して内にもぐり込んだ最終追いでは弾むようなフットワークで急激な良化ぶりがあったし、丸味帯びた体で幅が出た印象さえ。パンチ不足といったイメージが先立つものの、マイルでもGⅢでの4着があるのだ。今回、新潟は初になるが、立ち回りの上手さを生かせる条件で平坦も合いそう。チャンス到来とみた。

あとは平場戦。今週は今回が初ダートになる2頭をピックUP。まずは日曜12Rのスターフラッシュ。昇級初戦は一息入って急仕上げだったことに加え、未勝利戦から6秒近く時計を詰めなければ間に合わない勘定。戸惑って当然。しまい重点とはいえ、最後にウッドでシッカリと追えたことがプラス。また、胸前が発達して追われると頭が高くなる。つまり、身体能力に頼り切った走りだから芝では限界があるわけだ。稽古でも見せていたパワフルな動き、体にハリが出て前走以上は明らかと条件替りで一変する下地は十分過ぎるほど

土曜6R、シャープシューターは強敵だが敢えてオメガドラクロワ。春の中山では自己完結。勿論、気性面に敗因を求めるのが妥当だが、調教を重ねてもどこかギスギスした体つきで良化が遅々として進まなかったこともある。そこでリセットした効果が覿面で流麗なラインになっての帰厩。堀厩舎の直前だから4F56秒9と目立たぬ時計でも全体から醸し出す雰囲気は未勝利馬のそれではないし、全身を使ったフォームも豪快。水曜1度目のハロー入り直前。土曜メインの欄で触れたマローブルーを始め、6頭が一気に追い切った中、最も良かったのがこの未勝利馬。捌きが硬いといったところもダート馬たる所以。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。