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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年06月20日(木)更新

帰国初戦のレイデオロ 仕上げに抜かりなし

光陰矢の如しで上半期の総決算となる宝塚記念を迎えることとなった。微妙な時期だけに、年によってレベルのバラつきはあるが、今回は少数精鋭。その中で1番人気に推されそうなのがキセキで、脚質転換によって新境地を拓いたからか。菊花賞以来のGⅠ制覇で惜敗にピリオドを打ちたいところ。

しかし、それならばレイデオロに一日の長があるまいか。何せ、昨秋の天皇賞→有馬記念でいずれも先着しているのだ。問題はドバイ帰りで状態面に課題が残るかもしれぬということ。唯、古馬として完成域に達した実感できる幅のある馬体で着実なパワーUPを見込んで良い。現に、帰国→検疫→放牧を経ての入厩当時から毛ヅヤはピカピカ、その麗しさには言葉もなかったほど。

ここに至る過程の追い日はいずれもウッド。判で捺したように2度目のハロー明けとルーティンをこなせている上に、直前でも前を行く僚馬を常に射程に入れながらの道中。勿論、体はデキているし、輸送を控えているからラストまで持ったまま。が、ゴール板を承知しているかのような賢さでフォームがダイナミックになっていく。その風格漂う様に惚れ惚れさせられる。寸分の狂いなしと見做したい。

関東からはもう1頭参戦するが、それがショウナンバッハでは如何にも荷が重い。ということは、レイデオロVS関西勢で、その中で一番気があるのはエタリオウ。というか、こちらを主役の取り上げたくて仕方ない。質の高い4歳世代で常にトップ争いに加わっていたほどの底力を評価しないわけにいかないからだ。

特に、天皇賞は完全な乗り間違い。三冠目で鍔迫り合いを演じた相手、フィエールマンとの差が1秒に開くなど間尺に合わぬことだらけ。確かに、決め手比べに持ち込まれると厳しいが、それは乗り方ひとつ。内回りでも一気の捲りという奇襲でカバーできそうな適性の差しかないように思える。マイスター・横山典への手替わり、天気が下り坂との予報が当たれば更に盤石。

紅一点リスグラシューも注目株。香港遠征を繰り返していずれも2着と進化を遂げているのは明らか。勝ちに行く競馬だったから掛け値なしと捉えるべきだし、GⅠ勝ちが当距離と条件揃い。また、ここにディアドラが出走となればどんな評価を下すかといった要素がある上に、少なくとも16年の覇者マリアライト、その前年2着のデニムアンドルビーらより遥か上を行くレベルにあるのは間違いないからだ。

対する府中は日曜メインがリステッドRで話題の全てを関西に持って行かれそうなメンバー構成。しかも、手薄になりがちな時期でのハンデ戦となれば手控えたくなる。坂の下りをアッサリ克服した前走の1分19秒6を素直に受け止めてリバティハイツ◎が妥当。理想は中山マイルでも唸っているという形容がピタリのキャプテンペリーを、そのライバルとして抜擢するしかないか。

それよりも土曜11Rの美浦勢が圧倒しそうな3勝クラス、土曜11Rが興味深い。その筆頭がゴライアス。確かに、昇級戦での57キロは楽ではない。唯、ここに至る連勝が1分53秒台で突出した時計でない点を理由にするのはどうか?本来は軽快なスピードを生かすタイプでシンプルなワンターンでこそ。時期的に力の要るダートになりがちな状況でも完勝だったという事実は重い。更に、いつも通りのオール単走だったにしても最終追いの迫力には驚きを隠し得ない。何せ、大きく前を行く他厩の3頭併せを抜き去ってなお余裕。それで弾き出した時計が5F67.0秒で上がりに至っては38秒を切ったのだ。終始外のコース取りを考えれば破格で、もう既に重賞級。

同じくOPは初になるイーグルバローズも。直前の1馬身遅れは追走した分とセーブ気味だったから。逆に、それまでにシッカリと負荷をかけたということで、最後でストレスを与えないといったメニューが功を奏しそう。出負けしてもゴボウ抜きだった前走に底知れなさが表しているし、当距離の持ち時計が示すようにこなせる範囲は広い。差す競馬での本格化と捉えてその勢いに乗る手も。

大穴ならレッドゲルニカ。2月に復帰しての4戦でいずれも見せ場なく終わったが、自分の型に嵌められぬレース運びで脆さを露呈と参考外。しかも、去勢明けで馬を攻め切れぬままでの臨戦をエクスキューズはあったのだ。対して、今回はラストこそ坂路だったが、それまでのウッドが圧巻。特に、タワーオブロンドンとのせめぎ合い、馬場の外目を通っての5F66.6秒だった2週前が凄い。終わった馬にはできない芸当だし、当条件では良馬場での1.35.5秒があるほど。バックSが長い設定ならスンナリ先手を奪える筈。その形に持ち込んでそのまま、といったシーンがあって不思議ない。

同じ舞台での3勝クラスが日曜・夏至S。ここはスウィングビートに順番が巡ってきた。一旦は前に迫りながら詰めが甘くなったように映る前走の上位2頭が強力。それに比べれば格段に組み易い相手で、トップハンデ並びとは自身としては1キロ軽くなるのだ。道中で如何にセーブするかといった競馬からの脱却が成ったのは基礎体力がついたから。前後のバランスが少々整っていなかった以前と異なり、上手く体を使って走れるようになった調教がその証しで、先行した分の先着ながら手応えに余裕があっての5F70.5秒。速い時計を必要とする馬ではないから十分な内容だし、内の3歳は将来のOP入りが約束されているようなポテンシャルの持ち主。充実一途という形容がピタリ。

芝では土曜・最終R。上を目指せる3歳勢の素質にスポットを当てるべきで、まずはハーメティキスト。ゲートが安定しない分、乱暴なレースになりがちだが、バネの利いた身のこなしはデビュー当初からで、とても1勝クラスとは思えぬ見た目。

唯、敢えて4歳をピックUPしてシーオブセレニティ。そもそも、デビューが3歳春といったほどで成長度がスロー。反面、軌道に載りさえすればその勢いには拍車がかかるということ。実際、捌きが硬くて腹目にも余裕があったのが3歳時。対して、地方を経た今は全身を駆使できるようになった。しかも、2週前の時点でウッド4F52.8秒と田中博厩舎にしては速い時計をマーク。無理を強いた挙句といった感じではなかったのに。2歳に1馬身及ばなかった最終追いは大きく追走した結果で、前に馬を置いてもペースを乱さずに目論見通りの伸びを披露。バリエーションに富んだメニューを消化できたことで注目度は更に高まる。




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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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