close

競馬JAPAN

協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. TOP・無料コンテンツ
  2. 状況は大幅に好転 オークスへの道が開けたシャドウD
  3. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

【必見】春の東京・京都を徹底解説

サムネ画像桜花賞、皐月賞とクラシック第一弾が終われば、次なる舞台は東京・京都!幅員が広く、...
続きを読む

【必見】GIウィーク攻略法

サムネ画像上位拮抗の桜花賞1強ムードの皐月賞いよいよ今年もクラシックシーズン突入。桜花賞、...
続きを読む

読んで納得の競馬コラム

樋野竜司・今週の政治騎手 桜花賞のグランアレグリアに続き、先週の皐月賞もルメール騎手が騎乗したサー...
続きを読む

【PR】岡田牧雄の一口馬主クラブ

ノルマンディ―岡田牧雄の所属馬・生産馬情報も配信!特典満載の¥0メール会員募集中! ...
続きを読む

競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年04月18日(木)更新

状況は大幅に好転 オークスへの道が開けたシャドウD

2開催のロングランとなる春・府中、口火を切るのはフローラS。グランアレグリアのNHKマイルC参戦に光明を見たというのが、その他の3歳牝馬勢。オークスTRが俄然重要性を帯びてくる。


◎候補は関西馬。牡馬に混じったリステッドRを始め、堅実な末脚を披露してきたフェアリーポルカの実力もさることながら、キャリア2戦目のセラピアには大物の相が表れている。相手関係を問う必要がないほどレベルの違いを見せつけたのがデビュー戦で、直線入り口で多少気合いをつけた程度。要するに、1分49秒9を体の良い本馬場調教と見做せるわけだ。長距離輸送に初コースと1F延長、少々前向きな気性が仇となる可能性にまで目を瞑ってもそれに見合うだけのリターンはある。


対する関東勢で同じく底を見せていないのはウィクトーリア。ペースを落とせたとはいえ、着差以上の強さで2勝目をマークしたばかり。その後もシッカリと調教を積んで緩めた気配なくここに臨めるのが何よりで、追い切りは3頭併せの最内から測ったような抜け出し。新馬戦でのレコード勝ちは伊達ではないということ。問題は、ハナを切ってこそといったこれまでのキャリア。馬混みでリズムを保てないのは、札幌2歳Sや赤松賞が示す通り。その昨11月、逃げ切ったのがジョディー。フラワーCでは控えた故、不完全燃焼に終わった直後となる上に、ポリでのラスト11秒8とそのデキには太鼓判を捺せる。となると、ウィクトリーアにとっては目の上のタンコブとなりそう。


狙って面白いのが久々となるフォークテイル。年明けはコーナー4回の中山で前を射程に入れながら踏み遅れた分の2着。つまり、地力が反映される広いコースが必須なわけで、実際に好メンバーだった昨秋にポテンシャルが表れている。加えて、キャリアを積めぬ反面、成長を促す今回の休養で鍛錬を積めた。中川厩舎らしく、段階を追って時計と詰めていく過程の中、オール追走の態勢と高いハードルをクリアーしてきた。以前と異なり、牝馬特有の流麗な体のラインになったことが成長の証し。


同じように攻めに攻めたのがパッシングスルー。直前こそ先行態勢からの併入だったが、その気になれば幾らでも速い時計を出せそうなほどのスピード感でセーブ気味の4F52秒2。古馬OPを全く寄せつけぬほど。逆に、気の良いタイプで現状では距離に限界がありそうな分、レース運びにはひと工夫必要か。


最後に当距離で変わりそうなシャドウディーヴァを。フラワーCは流れに乗れぬまま進んでレースに参加したのは直線だけという始末。唯、消耗が少なかったことで早目に始動できたし、直前の併せ2本がウッドだった点で上積みは相当。何故なら、捌きが硬く、それが足枷となって上昇曲線を描けなかった冬場があるから。勿論、全体に力がつき切るまでにはまだ時間が必要だが、大幅良化の歩様で外を窺いつつの1F12秒6。2走前の好時計を持ち出して良い状況になった。


同じく牝馬GⅢが福島のラストを飾る土曜メイン。想定段階でも10頭と例年ほど頭数が揃わない分、紛れも少ないということでフローレスマジックの軸は揺るがない。チークP着用の前走では前を潰しに行っての0秒1差と漸く本物になった。適性を見極めるまでの試行錯誤が長かっただけで、力を出し切る形になれば中山牝馬Sにおいて一番強い競馬になったこと自体、驚くに値しないのだ。短期放牧も織り込み済みで、ウッドではしまい重点1本でも心配ないほどの麗しさとハリを誇っている。その直前にしても両サイドの動静を窺いつつといった抜群の手応えでラスト12秒1。切れに磨きがかかった模様で初重賞を視界に捉えた。


日曜メインの福島中央TV杯は1000万下のハンデ戦で混沌となる筈だが、高いレベルにある美浦組が主力なのは間違いない。ビリーバーの前走は不運のひと言に尽きる。直線の大半で進路を確保できない状態が続いて脚を余したからだ。確かに、能力を出し切るのは現状の待機策がベターだろうが、ローカルなら昨夏のような競馬も可能。そこでは自らが勝負に出てカイザーメランジェ(現OP)とは僅差。つまり、ローカルなら臨機応変になれるということ。ここ2週のラストはいずれも14秒台と控え目だが、キビキビした身のこなしで活気に溢れている。良い意味での平行線であれば上のランク。


凄いデキなのがピースユニヴァース。ここ2走は480キロ台と体を減らした。要するに、久々だった年明け初戦の張りつめた馬体がピークだったわけ。現に、一旦トーンダウンすると立て直しに時間を要する弱さが見え隠れ。現に、昨夏からの2戦は余りにギスギスした印象だった。完全にリフレッシュした今回の過程では坂路でのハイラップがあるし、最終追いに至っては1馬身遅れとはいえ、ウッド5F66秒0で上がりに至っては38秒を切る好時計。実に豪快な身のこなしで一変が実感できるのだ。今なら戦法が限られようとその上を行く破壊力を見せつけるのでは。


府中の他はダート戦をピックUPしてまずは日曜・鎌倉S。冬場に復活を遂げたハルクンノテソーロが態勢を整えてきた。確かに、レースの上がりが35秒9だった2月・銀蹄Sは4角で2番手と流れを掴めていた。が、元々がユニコーンS2着馬で元値があるのだから、展開利のみの好走ではない上に、1週前のウッドでもパワフルな動きを披露と抜かりはない。


唯、そうなると昨11月でミックベンハーの後塵を拝したことがネックというか、ジレンマになる。こちらを中心視しても良いのだが、同じ4歳ということでサザンヴィグラスではどうか?


追い切りはテンションの高さを考慮に入れてのしまい重点。しかし、野中とのコンタクトがシッカリと取れた上でのラスト。持ったままで気持ち良さそうに脚を伸ばしていたし、ここ2走より重心を低くしてのフィニッシュに確実な進歩を見た。中山ではいずれもがコーナーで外に張って自らを窮地に。しかも、砂を被ったことで集中できない面もあった。広いコースで1200より緩むペースなら自然体で好位を取ることができる筈。その形になれば持ち前の身体能力を存分に発揮。


日曜12Rの1000万下はフィスキオ。休養前の1戦は3角までの位置取りで万事休す。そもそも、連闘が裏目に出た形なのだから度外視できるし、府中を待っての始動もプラン通り。ポリでの直前は5F73秒を超える併せ馬と感触を確かめる程度。それは、1週前のウッドで6F追い消化と、その時点で態勢を整えていたから。マイルでメリハリを利かせる競馬を完全にマスターした結果が2走前で、以前にはなかった迫力満点の末脚を披露。その価値ある2着を信じる。


柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line
閉じる 競馬JAPAN