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競馬コラム

ラップナビゲーター

2018年10月10日(水)更新

東京・京都とも例年より少し時計のかかる馬場レベル

マイルCSでも期待大のアエロリット

月曜・六社SのVタイムが12ハロン2分25秒6(良)。稍重発表の昨年開幕週・本栖湖特別(2分25秒9)とわずかコンマ3秒差なら、東京の馬場レベルは例年より若干落ちると判断していいだろう。となれば、高い評価を与える必要があるのは毎日王冠を完勝したアエロリットのパフォーマンス。時計の出にくい目下の馬場レベルで、過去10年最速となる1分44秒台突入は額面以上の価値を持つ。元来が高速決着に滅法強いキャラ。軽い京都の芝でのスピード比べ(マイルCS)に出走すれば、押しも押されもせぬ本命候補となろう。

京都大賞典は前年より2秒以上遅い12ハロン2分25秒4での決着。土曜まで稍重施行というエクスキューズはあるものの、半馬身差2着が条件戦上がりのレッドジェノヴァではレースレベルに疑問符が付く。サトノダイヤモンドの復活劇をそのまま鵜呑みにするのはいささか早計に過ぎるかもしれない。

今週は牝馬3冠最終章の秋華賞。重馬場の昨年こそ2分00秒2の低速決着も、良馬場の13~16年のVタイムは1分56秒9~1分58秒6。1分56~57秒台の高速決着なら桜花賞でレースレコード、オークスで2分23秒台のA級時計を叩き出したアーモンドアイの独壇場とみていたのだが…。

東京同様、京都も例年より少し時計のかかる馬場レベル。1分58~59秒台の決着にとどまれば他馬にも逆転の目が出てくる。ポイントはラスト4ハロンオールハロン11秒台を乗り越えるスピード持続力の有無。条件戦ながらスタートからゴールまでハロン11秒台連続の一戦で結果を残したあの馬で逆転のシーンを描いてみる。

明石尚典

AKASHI TAKANORI

関西学院大学法学部卒。大阪スポーツの若き俊英記者として知られる。ラップ理論の先駆者でもある上田琢巳記者を師と仰ぎ、同氏からの信頼も厚い。東スポ・大スポ週末版で「ラップナビゲーター」を大好評連載中。

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