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競馬コラム

上田琢巳のラップ・トリック

2016年09月13日(火)更新

これぞ競馬の醍醐味

例年どおりといえばそれまでか。長いようで短いようなサマーシリーズがやっと幕を閉じた。

そして阪神&中山開幕でGIシリーズが間もなくスタートする。

その第一弾スプリンターズSのステップレースであるセントウルSは期待どおり、春の王者ビッグアーサーが横綱相撲でアッサリ押し切った。

前後3F33秒1→34秒5の逃げ切り。好位に控えると読んでいたので、そこは想定外だったが、他馬より重い58キロでも地力の違いを見せ付けたことに変わりはない。

実は土曜の紫苑Sでビッシュが日曜中山の京成杯AHはロードクエストが、そしてこのビッグアーサーと全て1番人気がきっちりVゴールを刻んだことで、内心ホッとしている。

やはり強い馬が強い競馬を見せる。これはケイバの醍醐味でもある。

先週はニエル賞のマカヒキも気になった。メンバー手薄な5頭立てを1番人気で差し切り。

厳しい攻防とはいかず、本番の凱旋門賞での評価はなんとも微妙。

相手に合わせたものだが、できれば2~3馬身ぐらい引き離してほしかった。

今週の楽しみは三強の一角ディーマジスティ、春の牝馬二冠を分け合ったジュエラー、シンハライトのパフォーマンス。

プロフィール
上田琢巳

結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。