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競馬コラム

上田琢巳のラップ・トリック

2018年05月02日(水)更新

【天皇賞春】スターの出現ならず

 16F3分16秒2。マイラーズCでレコード決着した好馬場にしてはお粗末なVタイム。一言でレースレベルは低かった。これがシュヴァルグランの敗因。

 昨年よりも4秒近くもダウンするとは想定外で、優勝馬レインボーラインにとってはこれが有利に働いたのは間違いない。

 残念ながら、キタサンブラックロスを埋めるスター出現はならず。次世代グループからのスーパーホースを待つしかないのか。

 青葉賞もゴーフォザサミットの優勝では少々寂しい。ディープインパクト産駒のどれかが大きく弾けてほしかったのが本音。時計は12F2分24秒4。悪くはないが、特別でもない。

 もったいないのはサトノソトタス。何もあそこで動き必要はなかった。じっくりとタメる形で直線に懸けていれば結果は違っていた。

 今週からは府中のGIシリーズ。NHKマイルCは大混戦。高配当狙ってある馬に注目している。傑出馬不在。十分楽しみがある。

プロフィール
上田琢巳

結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。