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競馬コラム

上田琢巳のラップ・トリック

2017年11月01日(水)更新

現役最強の座を掴んだキタサンブラックだが

道悪GI3連発にはお手上げ。とんでもない馬場レベル。

そんな中、1番人気でVゴールを刻んだキセキ(菊花賞)と秋天Vのキタサンブラックは大したもの。

とりわけ現級最強の中長距離馬を、身をもって証明したキタサンブラックのパフォーマンスは立派の一語だろう。ラスト1Fでサトノクラウンがインに進路を切り換えたのもキタサンブラックには良かった。このワンツーは今の実力そのままだ。あとは馬場の巧拙。

毎日王冠覇者のリアルスティールは大きくちぎられての4着。同2着のサトノアラジンはなんとシンガリ大敗。まともに予想していては的中馬券に届かない。

秋晴れとは程遠いこの3週。なんとか好天のもとで、まっとうなケイバを楽しみたいもの。今週はGIの谷間。次はどんな馬場になるか。

それにしても天皇賞のラスト1F14秒9。キタサンにとって若干気になるポイントだ。高速決着の天皇賞の後が失速。不良激走の後のJCも安心できまい。レイデオロにいい風が吹きそうな予感も。

プロフィール
上田琢巳

結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。