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競馬コラム

上田琢巳のラップ・トリック

2017年09月27日(水)更新

ますます混戦模様の菊路線

注目の神戸新聞杯はダービー馬レイデオロの完勝。ラスト4F11秒台を並べた中で、アッサリと2馬身抜け出した。地力は一枚も二枚も上。

この後、ジャパンCをターゲットとするようだが、持続力を考えると菊花賞パスがもったいないようにも思える。

しかし、あえて15Fの長丁場を走るのも今後を考えると避けたいところだし、何より古馬相手の勲章を優先したいという意思表示。

今の古馬勢といえばキタサンブラック、サトノクラウンありが壁になりそうだが、勝算あり、が陣営の本音だろう。

レイデオロ不在の菊花賞が逆に面白くなってきたが、セントライト記念を制したミッキースワローの勝ちっぷりは確かに好印象。

ラスト11秒7→11秒3→11秒0の加速ラップを13/4突き抜けたのだから大したもの。脚勢は皐月賞馬アルアインとは大きく違った。

ひとまずワンツー両馬と神戸新聞杯の2着キセキ、3着サトノアーサーに4番ダンビュライト。まだまだ予断は許さない菊戦線だ。

プロフィール
上田琢巳

結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。