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競馬コラム

上田琢巳のラップ・トリック

2017年09月06日(水)更新

大物感漂うヒロイン候補、オルフェ産駒ロックディスタウン

ラップ的には昨年と差のない新潟記念だが、3キロ増のタツゴウゲキが混戦を断つようではレベルは知れている。

ウインガナドル、フルーキーが0秒1差の入線。出走馬に秋のGIを盛り上げるような馬は見当たらず。

あくまでローカル重賞の結末として、それ以上でもそれ以下でもないレースレベルと考えたい。

土曜重賞の札幌2歳Sは1番人気に推されたオルフェーヴル娘ロックディスタウンが堂々のVゴールを刻んだ。

この10年(08年以降)のワースト1分51秒4は少々物足りないが、牝馬ながら並んでからの強さは印象的。

着差こそ小さいが、まだ余裕もあった。デビューの新潟9Fでは上がり32秒5を叩き出しており、まったく違ったパワーケイバで結果が出た以上、大きく夢は膨らむ。

馬格があり、次走のパフォーマンスが楽しみだ。大外回して3着の地方馬ダブルシャークもちょっとした好素材。レースの上がりを1秒3も上回れば大威張りだろう。

プロフィール
上田琢巳

結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。