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競馬コラム

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2017年11月05日(日)更新

古馬牝馬のトップが集うエリザベス女王杯

古馬牝馬のトップクラスに、秋華賞上位馬も集まり、豪華な顔ぶれとなった今年のエリザベス女王杯。今週からムーア騎手も短期免許で騎乗するため、馬だけでなくジョッキーも豪華な感がある。

そのムーア騎手は、ルージュバックに騎乗する。

「ルージュバックはここまで重賞4勝しているのですが、全て牡馬混合戦で、毎日王冠のような牡馬GⅠ級の馬が出走するようなレースも勝っています。当然能力は高く、牝馬同士ならGⅠを勝ってもいいはずですが、牝馬GⅠは5戦してオークスの2着が最高、他は馬券圏内に入っていません。今回はオールカマーを勝っての臨戦。昨年の毎日王冠を勝った時も、その後2戦のGⅠは掲示板にも載っていません。今回もピークがズレていなければいいのですが 。

ムーア騎手が騎乗するので最大のチャンスと言えますが、そのぶん馬券は売れるので妙味は薄いです。」(競馬専門誌記者)

エリザベス女王杯はスノーフェアリーで2連覇しているムーア騎手だが、ここ2年はラキシス、タッチングスピーチで見せ場なく終わっている。騎手だけで飛びつくのは危険だろう。

関東馬で有力なのは、ルージュバックのみか。他の有力馬は全て関西勢だ。まずは古馬から有力どこを見ていきたい。

「ドバイでGⅠを勝ったヴィブロスだが、その後無理せず休ませたおかげか、いい状態で秋を迎え、府中牝馬S2着も良い叩き台になり、筋肉も戻ってきている。

上のヴィルシーナ、シュヴァルグランも古馬になってどんどん強くなったように、この馬もまだまだ上積みが見込める馬。ここは当然有力だろう。

昨年の勝ち馬クイーンズリングも、ここへ来て一回り大きくなったイメージで、どっしりとしてきた。府中牝馬Sは4着も、本番へ向けて脚を残した感じで、いい前哨戦になった。問題は馬場かな。陣営も、きれいな馬場でやりたいと話しており、もしタフな馬場になったら割引。

久々になるミッキークイーンだが、昨年のエリザベス女王杯3着時よりは仕上がりはいいという見方が多い。ただ昨年より今年のほうがメンバーは上だから、単純に昨年の3着以上を求めるのは危険かも。

スマートレイアーはもともと調教は動くけど、今回も1週前の動きは良かった。年齢的なことを考えると、GⅠ獲りも今回がラストチャンスになる可能性もあるから、かなり力は入っているようだ」(関西記者)

どの馬も能力の高い馬ばかりだが、最近の上昇度を考えると、ヴィブロスが優勢のように思える。

では3歳馬の近況はどうか。続けて聞いてみたい。

「秋華賞勝ちのディアドラは、夏の北海道、中山の紫苑S、そして秋華賞と3連勝。そろそろ疲れが出てもいい頃だが、そんな雰囲気が見られないほどタフな馬だよ。1週前の坂路もいい動きで、順調だよ。

秋華賞2着のリスグラシューも、小柄だけど減った感じはないし、前走後も調子落ちは見られない。

3着だったモズカッチャンはもったいないレースだった。1コーナーあたりで落鉄をしたようで、あれが無かったら際どかったかも。そのダメージもなく、こちらも順調だ。

秋華賞上位馬はどの馬も悪くないが、今年は古馬勢も強いからね。どこまでやれるか」

3歳牝馬は、大将格のソウルスターリングを欠いており、斤量の有利さを考慮に入れても、厳しいイメージは否めない。

今年は古馬の有力どころで決まる公算が高そうである。

(栗東在住ライター:鷲崎)

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