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競馬コラム

今週の政治騎手

2018年10月26日(金)更新

【C.ルメール騎手】起用の理由

先週のアイビーSは、9月6日付けのコラム「秋につなげるか!?」で取り上げたクロノジェネシスの2戦目でした。

ルメデムに加えモレイラ騎手まで勢ぞろいしていたので、北村友騎手が鞍上だとジョッキーのネームバリューでそこまで人気を集めなかったのですが、内容は完勝。あいにくというか、この日は直線の追い風に加えスローペースで、上がり3ハロンのタイムが32秒5と無駄に速いものになってしまい、次からは人気になって馬券勝負できそうにないのが残念。とはいえ、次走以降のレースぶりにも注目したい。

先週の菊花賞はルメール騎手が騎乗したフィエールマンが勝ちました。距離経験が1800mまでしかなく、7月1日のラジオNIKKEI賞以来3カ月ぶりの実戦という異例のローテでの菊花賞制覇。
いくらルメール騎手の手綱とはいえ、馬券ファンも勝ち負けまでは厳しいという判断だったのでしょう。7番人気、単勝14.7倍という人気薄だったのにはそういう理由があったと思うのですが、ルメール騎手が跨ってくるということはそれだけ勝算があると考えたほうが正解なのでしょう。

ただ、このあとのGⅠレースでもルメール騎手を買えば安心と人気が集中しそうなので、あまのじゃくの筆者は馬券的には慎重に判断したいと思います。


樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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