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競馬コラム

今週の政治騎手

2018年07月27日(金)更新

【川田将雅騎手】鬼の居ぬ間!?

7月8日の中京8RでJRA通算1200勝を達成した川田騎手。現状に満足することなく今後の更なる飛躍を目指しているのでしょう。翌週から8週間の予定でイギリスへの遠征に旅立ちました。

前回、前々回と中京のダートコースを取り上げました。先週はさすがにどのジョッキーも内目の砂が浅いと気づいてきたのか、先行争いが激しくなってハイペースになることが多く、差し馬の活躍が目立っていました。
今週から開幕する小倉では、ダートの番組は、ほとんどが1000mか1700mになる。だから、1200m~1400mに適性のある馬が大挙して勝負を賭けてきたため、激しいレースになった可能性も考えられます。

もうひとつ考えたいのは、現在イギリスに遠征中の川田騎手の存在。というのは、川田騎手の騎乗スタイルは徹底先行で半数以上のレースで先行策をとるうえ、若手騎手を厳しく指導する存在です。そのためか、川田騎手が先行すると誰も競り掛けないので、スローになることが多い。川田騎手の不在がハイペースの増えた理由のひとつかもしれません。

小倉のダートも先行有利がセオリーですが、川田騎手がいない小倉はハイペースが増えて、見ごたえのあるレースが多くなることに期待したい。


プロフィール
樋野竜司

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。