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競馬コラム

今週の政治騎手

2018年08月09日(木)更新

【J.モレイラ騎手】引き出しの数!?

モレイラ騎手が札幌で多用している作戦を端的にいうと、「直線に向いてすぐにトップスピードに乗せる」です。札幌の短い直線だとそれをするだけで簡単に押し切れてしまうし、後ろから差すことが至難の業だからです。

そのモレイラ作戦の効果が、もっともよくわかるレースが、7月28日の札幌4レースでしょう。

そのレースで完璧なレース運びをしたのは1番人気のディナミーデンに騎乗した横山典騎手だと思うのですが、勝ったのはモレイラ騎手が騎乗した2番人気のブルレジーナだったからです。あと50mあれば横山典騎手が差し返して勝っていたようにみえますが、いかんせん直線が短かった。
横山典騎手は4角でスローインファストアウトを徹底していて、コーナーの手前では少し勢いを殺して極力内目を回り、コーナーを出てから一気に加速させるという乗り方が得意。このレースでもコースロスなく4角を回りコーナーワークで一気に先頭に取り付きました。

対するモレイラ騎手。手綱をしごきながら大きく外を回って直線に向き、直線に向いた時点では横山典騎手よりも1馬身近く後ろの位置。しかし、モレイラ騎手はアクセル全開でコーナーを回ってきたようなもので、コーナーワークでロスがあったものの直線に向いた時のスピードの差は歴然。一瞬で横山典騎手を交わしてしまったのです。
馬の余力は横山典騎手のほうがあったのにそれを使い切る前にゴールが来てしまったため、モレイラ騎手に軍配が上がった。

ただ、先週の土曜日の後半あたりから他の騎手もモレイラ騎手の乗り方を真似する騎手が出始めて、「直線に向いてすぐにトップスピードに乗せる」というモレイラ作戦が急に通用しなくなりました。すると今度は、モレイラ騎手がハイペースで逃げるなど(8Rショウナンアエラ1番人気1着)、これまでとは違う戦法に出る。

というわけで、モレイラ効果で面白いレースが増えているような気がするし、他の騎手にはモレイラ騎手の引き出しをどんどん開けさせて欲しいと思っています。


プロフィール
樋野竜司

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。